2年で約80キロ痩せた女性、垂れた皮膚に「まるでムササビ!」の声(米)<動画あり>

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2023年07月04日 05:11  Techinsight Japan

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ダイエットを始める前のシングルマザーのキンバリーさん。ファストフードにはまり体重が約139キロにまで達してしまい、娘のために痩せる決意を固めた(画像は『Kimberly 2023年7月3日付TikTok「Replying to @i_follow_back_if_youlike」』のスクリーンショット)
2年間で約80キロの減量に成功した女性が、TikTokでありのままの姿を晒して多くの人をインスパイアしている。ところがヘイターたちは、女性の垂れた腹部の皮膚に「マントのような飛膜を持つムササビのようだ」「恥ずかしい」といった声をあげており、米ニュースメディア『New York Post』などが伝えて話題となっている。

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米ペンシルベニア州ウィルクスバリに住む1児の母キンバリー・ネストリックさん(Kimberly Nestorick、27)は今から2年前、娘エヴァリンちゃん(Evelyn、4)のためにダイエットに挑戦し、これまでに約80キロの減量に成功した。

身長約152センチ(5フィート)のキンバリーさんは、物心ついた頃からずっと肥満体型で、エヴァリンちゃんを出産後に体重が約45キロ(100ポンド)増え、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの際にはファストフードのテイクアウトにはまってしまった。

キンバリーさんは当時のことをこう振り返る。

「常にテイクアウトをしていて、朝食に前日の残りのから揚げを食べることもあったの。中華料理とチキンウィングのどちらにするか迷い、結局両方を注文して食べたこともあったし、ホイップクリームがたっぷり載った高カロリーのドリンクも飲んでいた。そんな生活を続けているうち、体重が約139キロ(308ポンド)に達してしまったの。」


そんなキンバリーさんが生活を変えるきっかけとなったのは、遊園地にエヴァリンちゃんと行った時で、アトラクションの乗り物のベルトを締めることができず、一緒に楽しむことができなかった。屈辱感でキンバリーさんは「泣いてしまった」と明かしており、さらにその日に娘と一緒に撮った記念写真を見返していて、衝撃を受けた。

「写真の中の自分が認識できず、見ていて気分が悪くなったの。自分がシングルマザーということもあり、娘のためにも痩せなくてはと思ったのよ」と語るキンバリーさん。その後はファストフードを食べることを止めて自炊し、野菜中心の食事に切り替えて、ジムに週4回通ったそうだ。

そして2年間で約139キロから約79キロの減量に成功し、体重は60キロ(133ポンド)にまで落ちた。さらに最近は1キロ痩せて、現在は約59キロ(131ポンド)で落ち着いているそうだ。


しかし急激に痩せたことにより、キンバリーさんは約4.5キロ(10ポンド)はあるという余剰皮膚に悩まされるようになり、「せっかく痩せたのに、まだ肥満の身体に閉じ込められているような気がしてしまう」と語っている。またダイエットの過程をTikTokでシェアするようになると、「まるでムササビのよう」「その皮膚をパラシュートにして空を飛べる」「よくそんな身体を見せられるね。恥ずかしい」といったネガティブなコメントが寄せられ、つらい思いをしたという。


実際の動画では、アフターのキンバリーさんはまるで別人のようであり、垂れ下がった腹部の皮膚はパン生地のようでかなり伸びる。彼女は「服を着ていれば垂れた皮膚は気にならない」とは言うものの、こんな苦悩を明かしている。

「たるんだ皮膚のせいで、ジーンズをはく時などは一苦労なの。補正下着は毎日必要で、ジムでエクササイズをする時には特に欠かせないわ。腹部に痛みはないけど発疹ができ、皮膚を清潔に保つのは大変なの。それに精神的に不安になるから、たるんだ皮膚のことはあまり考えないようにしているの。」


なおプライベートでは、6か月前にボーイフレンドができたというキンバリーさんだが、「最初は身体を見せるのが恥ずかしくて、いつもブランケットで隠していたわ。勇気を出すことができたのは2か月ほどしてからで、その瞬間は恐ろしささえ感じたの」と苦笑する。ただ彼は「ヘイターたちのことは気にするな。君は美しいよ」と言ってキンバリーさんを精神的に支えてくれるそうで、「以前に比べると、今はずっと気持ちが楽になった」と語っている。

そんなキンバリーさんは先月19日、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」に専用ページを立ち上げ、腹部のたるんだ皮膚や皮下組織を切除するタミータック手術を受けるための寄付を呼びかけており、目標額約217万円(1万5000ドル)のところ、今月3日の時点で約119万円(8186ドル)が集まっている。

手術には約116〜203万円(8000〜1万4000ドル)が必要で、キンバリーさんは「私は自分を愛し、受け入れようとしているわ。でも手術をすれば確実に、より自信が持てるようになるでしょうね。だから今は、手術を心待ちにしているのよ」と述べており、寄付をしてくれた人々に感謝の言葉を残している。


そしてキンバリーさんには、「とてもインスパイアされる」「よくここまで頑張ったね!」「幸運を祈っているわ」「私もダイエット中。あなたを目標に頑張りたい」といった温かい言葉が寄せられていた。



画像は『Kimberly 2023年7月3日付TikTok「Replying to @i_follow_back_if_youlike」、2023年6月22日付TikTok「GoFundMe」、2023年6月8日付TikTok「I’ve never shared my loose skin on my stomach」、2023年6月30日付TikTok「My smile was so big」』『GoFundMe 2023年6月19日付「Loose Skin Removal Tummy Tuck」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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