ミラン、最後の“EU圏外枠”はFWチュクウェゼへ…すでに個人合意済みでMF鎌田大地の獲得は白紙か

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2023年07月04日 15:56  サッカーキング

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ミランが獲得に乗り出したFWチュクウェゼ [写真]=Getty Images
 ミランは、ビジャレアルに所属するナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼの獲得に乗り出しているようだ。3日、スペイン紙『アス』が報じている。

 1999年5月22日生まれのチュクウェゼは現在24歳。ビジャレアルの下部組織出身で、2018年9月にトップチームデビューを果たした。昨年10月まで指揮を取ったウナイ・エメリ前監督の下では、“ジョーカー起用”がメインとなったが、後任として就任したキケ・セティエン監督はスタメンに抜擢。すると、ラ・リーガ第28節レアル・マドリード戦では、爆発的なスプリント力と、切れ味鋭いドリブルで『サンティアゴ・ベルナベウ』を“ひとり舞台”にかえた。最終的に、2022−23シーズンの公式戦50試合に出場し13得点11アシストを記録。また、同シーズンのラ・リーガにおいて最も活躍したアフリカ国籍選手に贈られる『ラ・リーガ・アフリカMVP賞』を受賞するなど、覚醒のシーズンとなった。

 そんなチュクウェゼに対して、ミランが獲得に乗り出しているとのこと。『アス』によると、すでに同選手とは年俸300万ユーロ(約4億7000万円)で個人合意に至っているという。残すはビジャレアル側との交渉で、2000万ユーロ(約32億円)とボーナス付帯のオファーを提示したようだ。

 また、ミランは今夏の移籍市場で、チェルシーからイングランド代表MFルベン・ロフタス・チークを完全移籍で獲得したことにより、EU圏外選手獲得枠が残り1つに。そのため、このままビジャレアル側と交渉がまとまり、チュクウェゼと契約を締結した場合は、一時は加入内定とまで伝えられたMF鎌田大地のミラン行きが白紙に戻ることになる。

 以前、セティエン監督が「サムをはじめとして来季はここにいないかもしれない選手が与えてくれたものを、彼らがいる間に楽しむのが良いだろう」と売却はやむを得ないと語ったように、早々に移籍交渉が成立する可能性もありそうだ。

このニュースに関するつぶやき

  • 万が一ミラン行きが叶わないとなると......�ͤ��Ƥ��そういう人生なのかな���顼�áʴ��いずれにしても1分1秒でも長〜くピッチ上での活躍が出来るクラブに移籍して欲しい
    • イイネ!2
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