<学用品リユース>算数セットに鍵盤ハーモニカ、彫刻刀に体操着。不要になった学用品の使いみちは?

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2023年07月04日 19:30  ママスタジアム

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子どもが小・中学生のときに学校から指定されて購入した算数セット、鍵盤ハーモニカ、彫刻刀、体操着……。必要なものだから買い揃えますが、数年経てば使わなくなるものもありますよね。ママスタコミュニティには使わなくなった学用品のその後について、こんな投稿がありました。
『学校からお知らせがあると、そのつど購入しますが、ほんの数年で使わなくなる。まだ使えるものだから誰かにお下がりしたいけれど、もらってくれる人を見つけられなければ処分する。もったいないですよね。すぐに使わなくなる学用品は、学校から貸与してもらえるといいな』
学校から案内された業者で買ったり、ネットなどの通販で買ったりすることもあれば、きょうだいや知り合いからから譲り受けたお下がりを使うこともあるでしょう。しかしそれらの学用品は数年使ったのち、壊れたり汚れたりしていなくても学校では使わなくなることが多いものです。投稿者さんのお子さんが通っていた幼稚園では鍵盤ハーモニカの貸与、小学校では体操着のリユースの取り組みがあったそう。ほかの学用品にも「有効な活用方法があったら良い」との投げかけに、ママたちからさまざまな反応が返ってきました。

使えるものを活用している学校もある


『わが子の中学校では制服・体操着・柔道着(体育の授業で使った)・上靴など、学校に寄付して必要な人が持ち帰る制度がある』
『算数セットは小学校に寄付して、必要な人が持ち帰るとなっていた』
『子どもが卒業するときに「使わないなら学校に寄付をお願いします」という手紙を持ち帰ってきた』
『中学の制服と体操着はPTAのバザーでお安く販売』
『小1の子どもがいる。鍵盤ハーモニカは本体を買ってもいいし、吹き口だけ買って学校にある本体を貸与でもいいって説明があった』
鍵盤ハーモニカや体操着といったものだけでなく、多品目をまとめて寄付をお願いする学校もあるようです。寄付する側も、譲り受けたり貸し出したりしてもらいたい側も助かりそうですね! 筆者の子どもが通っていた小学校では、数年前から体操着のリユース活動がPTAの取り組みとして行われています。「サイズアウトしても、使えるものを捨てるのはもったいない」と考えた保護者たちの働きかけがあったそう。仕組みを作るまでは苦労があったと思いますが、今では多数の保護者が活用している有益なPTA活動になっています。

全部を新品購入するのは本当に必要?


投稿者さんのお子さんが通っていた幼稚園や小学校の取り組みに「それいいね!」と反応するママたちからは、こんな案も出されました。
『算数セットなんか低学年のうちしか使わない。学校の備品にしておいてもらえたらいいのにね』
『忘れ物をした子や転入生に貸すとか。卒業するときに寄付したら、学校で活用してもらえないかな』
学用品のなかには新品を子どもに持たせたほうがいいものがある一方で、かなりのものは期間限定で借りたり、上級生からお下がりをもらえたりできるものがありそうです。特に算数セットや鍵盤ハーモニカの本体、体操着や中学校の制服は、お下がりや学校からの貸し出しを使わせてもらいたいとの意見が複数のママから寄せられていました。

一つ一つは高価なものではなかったとしても、義務教育の9年間で買い揃えるものを数えあげれば、それなりの金額になるでしょう。ママたちは家にある使わなくなったものを見ていると、もったいないという気持ちが強くなってしまうのではないでしょうか。

コレは家で使えるというものは?



いっぽうで、「もったいないから使おう」と考えたママもいます。ママたちが「家で使っている」と話題にしたものはこちらでした。
『裁縫セットは使えるから残した』
学校で使った裁縫セットは、そのまま普段使いの裁縫道具として使えるとの声。ママが使う家庭もありますが、お子さん自身が自分のものとして使い、一人暮らしを始めるときに持っていく家庭もあるようです。
『書道セットは私が使っている』
書道セットを使っているママもいました。
『小1のときアサガオを育てた鉢。もう子どもは社会人になっているけれど、ミニトマトを植えるのに、ちょうどいいから今も使っている』
植木鉢の使い道には、「なるほど!」「やってみる!」と共感の声が多く寄せられました。なかには「壊れるまで使った」と報告してくれたママも。集合住宅のベランダでも置けるくらいの大きさの植木鉢ですから、野菜や花を育てるには、ちょうどいい大きさですよね。

ものを大切にする気持ちは子どもにも伝わるはず


学校やPTAの取り組みは、地域やそれぞれの団体によってさまざまです。しかし気がついた保護者が担当者に働きかけたり、学校アンケートに書いたりすることで、仕組み作りに向けての動きが始まるのかもしれません。使えるものは使おうと工夫するのは大切ですよね。ママたちの気持ちは、きっとお子さんにも伝わり、ものを大切にする心を育んでいくのではないでしょうか。

文・間宮陽子 編集・ここのえ イラスト・しっぽ

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  • 他の人は知らんが、私は彫刻刀だけは売りもしなければ譲渡する気は全くない!
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