前田健太、7回2失点で2勝目 指揮官称賛「CY賞投票2位の投手が戻ってきた」
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2023年07月05日 13:03 ベースボールキング
○ ツインズ 9 − 3 ロイヤルズ ●
<現地時間7月4日 ターゲット・フィールド>
ツインズの前田健太投手(35)が4日(日本時間5日)、本拠地でのロイヤルズ戦に先発登板。7回3安打2失点(自責点1)の好投で今季2勝目(5敗)を挙げた。
右上腕部の張りから復帰3戦目となった前田。初回から3者連続奪三振のロケットスタートを切り、3回までロイヤルズ打線を無安打無得点に封じ込めた。4点リードで迎えた4回、先頭打者を三塁手の失策で出塁させたあと、2番・ウィットJr.に2ラン被弾。カウント1−2後の高め直球を左中間フェンス裏のブルペンに運ばれた。
それでも、5回途中から再び8者連続アウトを奪うなど、4回以外はほぼ完璧な内容。7回87球、3安打2失点(自責点1)、9奪三振1四球の好投で防御率は5.18となった。
ツインズ打線は計3本塁打を放つなど、10安打9得点で前田を力強く援護。貯金1ながらア・リーグ中地区首位の座をキープし、バルデリ監督は試合後「数年前(2020年)にサイ・ヤング(CY)賞投票で2位だった選手が戻ってきた。これが私たちが探していたものだ」と、復帰後3戦2勝となった前田の復調ぶりを称えた。
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