西武、今季2度目の5連敗で借金15…ロッテ戦7連敗、2戦連続零敗回避がやっと

○ ロッテ 2 − 1 西武 ●
＜11回戦・ZOZOマリン＞

　西武は今季2度目の5連敗。借金は今季ワーストを更新する「15」に膨れ上がった。

　初回の絶好機を生かせなかった。ロッテ先発・佐々木朗に対し、1番・外崎が左翼フェンス直撃の二塁打を放つと、続く源田は鮮やかな三塁へのバント安打。わずか2球で無死一、三塁の好機を作ったが、3番・マキノン、4番・中村、5番・高木が3者連続三振に倒れ無得点に終わった。

　2回以降はチャンスすらほとんど作れず、8回まで投げた佐々木朗の前にゼロ行進。2点を追う9回、ロッテ守護神・益田から二死一塁で代打・鈴木が左越えの適時二塁打を放ち、これが実に26イニングぶりの得点となった。

　しかし、なおも二死二塁で最後は代打・平沼が空振り三振。反撃が遅く2戦連続の完封負けを回避するのがやっとだった。先発の平良は7回2失点と力投するも、打線の援護なく4敗目（5勝）。これでロッテ戦は7連敗となった。