スペシャルティチョコレート専門店「ミニマル」の新業態が祖師ヶ谷大蔵にオープン、工房を併設

　日本発のスペシャルティチョコレート専門店「ミニマル（Minimal - Bean to Bar Chocolate -）」が、9月に新業態となる工房併設型のパティスリーを祖師ヶ谷大蔵にオープンする。ケーキや焼き菓子、アシェット・デセールを通してカカオの魅力を発信する。

　ミニマルは「丁寧にシンプルに、最高の素材を活かし香りを最大限に引き出す」をコンセプトに、世界のカカオ産地を訪れて調達した良質なカカオ豆を国内外の星付きレストランやトップパティスリーで腕を磨いてきたパティシエ、ショコラティエなどの職人が手仕事でチョコレートを製造。プランテーションの名残があるカカオ産業のサステナブルな経済的自立を目指し、技術支援やフェアでエシカルな取引を行っており、2019年にはJICAのODA案件化調査プロジェクトでニカラグアにおいてカカオの調査を行った。また、素材を活かす引き算の思想と独自製法によって国際品評会で7年連続73賞を受賞しており、基本に忠実にしながら、一方で伝統や手法には捉われない自由な発想で「こころに遺るチョコレート」を提供している。
　祖師ヶ谷大蔵店では、外からは窓を通して店内や工房の様子が見え、店内と工房の間は全面ガラス張りの店舗設計でこれまでのミニマル同様に近い距離でコミュニケーションをとりながら、よりライブ感のある新たなチョコレート体験を届けるという。毎日仕上げるチョコレートケーキやショートケーキといった生菓子、焼き立てを味わうフィナンシェなどの焼き菓子、出来立てのフレッシュさを楽しむアシェット・デセールなどを展開。提供スイーツや店舗営業情報などの詳細は8月に発表する予定で、7月20日から応援購入サービス「マクアケ（Makuake）」で先行販売を行う。

■ミニマル：公式サイト