夏の手土産に。宝石箱みたいなフルーツ羊羹

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2023年07月10日 10:01  オズモール

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◆ひんやりおいしい。宝石箱みたいなフルーツ羊羹/をかし ひつじや「フルーツポンチ」

画像/フルーツポンチ 2800円
OZmagazine TRIPで好評連載中の「さて、おやつにしますか」は、文筆家・甲斐みのりさんが教える、旅の目的になるおやつの話。第20回目は福岡県・福岡市の「をかし ひつじや」で生まれた、フルーツたっぷりの華やかな羊羹「フルーツポンチ」をご紹介します。



きらきら輝く宝石箱のようなフルーツ羊羹
福岡市南区の「をかし ひつじや」は、デザイン性に富んだ職人手作りの本格的な和菓子と、子供でも気軽に買える手頃な値段の愛らしい駄菓子が、スタイリッシュな空間のカウンターに並ぶ菓子店。
 
そこで見つけたのが、パイン、キウイ、チェリー、あんず、オレンジ、木苺、白玉を、杏仁風味の羊羹と合わせて、フルーツポンチ風に仕上げた、華やかで涼しげな冷やして食べる羊羹。ひと切れごと彩りが異なるうえに、付属のレモンソーダシロップをかけることで、味わいや食感の変化を楽しめる。ポップながら懐かしさを覚えるパッケージは、長嶋五郎さんのイラスト。一度目にしたら忘れられない存在感で、暑い季節の手みやげとしてもあつらえ向きだ。
 
和洋が入り交じったような不思議な風味をかみ締めながら、かつて夏休みの自由研究で作ったホームパーティーのためのレシピブックのラインナップに、どっさりのフルーツと手作り白玉を使ったフルーツポンチを加えたことを思い出す。気泡が弾けるサイダーを隠し味にしたけれど、この羊羹も炭酸水や夏休みの風景とよく似合う。

取材・文/甲斐みのり 撮影/鍵岡龍門


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