チェルシー、U−17イングランド代表DF獲得を発表！　エヴァートンから完全移籍

　チェルシーは9日、エヴァートンからU−17イングランド代表DFイシュ・サミュエルズ・スミスを獲得したことを発表した。

　イギリス紙『イブニング・スタンダード』によると、移籍金は400万ポンド（約7億3200万円）となる模様で、チェルシーはサミュエルズ・スミスと2026年6月30日までとなる3年契約を締結したようだ。

　2004年6月5日生まれの現在17歳のサミュエルズ・スミスは、9歳からエヴァートンの下部組織に在籍し、左サイドバックやセンターバックでプレーする左利きのDF。すでにトップチームでの練習にも参加し、公式戦数試合でベンチ入りを果たしたこともある。また、U−15からイングランド代表の世代別にも招集され、U−17では公式戦18試合に出場している。

　移籍が決定したサミュエルズ・スミスはチェルシーのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。

「すべてがあっという間に起こったので、衝撃的だったけど、ここに来られて本当に嬉しい。このようなビッグクラブに加入することはいい経験になると思う。ここにはトップな選手たちがいるから、新たな挑戦になる。すぐにチームに慣れて、上を目指して頑張っていきたい」

　なお、チェルシーでは今夏すでにトップチームにフランス代表FWクリストファー・エンクンクとセネガル代表FWニコラス・ジャクソンが加入。そのほか、U−20エクアドル代表MFケンドリー・パエス（現在16歳のため、18歳から加入）、ジャマイカ代表FWドゥジュアン・リチャーズ（現在17歳のため、18歳から加入）、U−21ポルトガル代表FWディエゴ・モレイラ（現在18歳）、イングランド人FWアレックス・マトス（現在18歳）といった若手選手の獲得も積極的に行なっており、同クラブのリザーブチームに新たにサミュエルズ・スミスも加わることとなった。