東京・大阪の賃貸用不動産オーナーが考える「所有物件の課題」、最多は?

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2023年07月10日 16:11  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
アセットテクノロジーは、「東京・大阪のマンションオーナー比較調査」の結果を6月27日に発表した。調査は、5月30日〜31日の期間、東京出身・在住の賃貸用不動産オーナー109名、大阪出身・在住の賃貸用不動産オーナー103名を対象にインターネットにて実施したもの。


賃貸用不動産に興味を持ったきっかけに対し、東京都のオーナーは、「将来のため資産運用をしたいと考えた」(50.5%)が最も多く、次いで同率で「SNSやWebサイトなどから興味を持った」「本・TVなどから興味を持った」(各36.7%)が続いた。



一方、大阪府のオーナーは「将来のため資産運用をしたいと考えた」(58.3%)がトップで、次いで「SNSやWebサイトなどから興味を持った」(36.9%)、「友人・知人からの勧め」(27.2%)との結果に。


次に、賃貸用不動産の購入を決断した理由をみると「立地や間取りなどの条件がよいから」「直感で決めた」の割合が高く、そのほか、東京は「家族の賛同が得られたから」、大阪は「価格の上昇が見込まれるから」をあげた。


賃貸用不動産を購入した目的を尋ねたところ、東京・大阪共に「安定した家賃収入のため」が半数以上だった。次いで「不動産売却益を得るため」「高い利回りを得るため」の割合が高かった。


所有している賃貸用不動産の購入当時の金額について尋ねると、東京・大阪共に「2000万円〜4000万円未満」が最多に。また、「4000万円未満の不動産の購入」では、東京が48.6%、大阪が64.1%と差がみられた。


賃貸用の不動産を選んだ際のポイントに対し、「都市部へのアクセスがよい」「都心部にあり価格が下がりにくい」の割合が高い傾向がみられ、そのほか東京は「耐久性が高い」、大阪は「エリアの発展性」をあげた。


所有している賃貸用不動産に「課題がある」と、東京は76.2%、大阪は69.9%の回答があった。具体的な内容を尋ねたところ、東京・大阪共に「物件の維持が大変」が約5割で最多に。そのほか、東京は「空き室のリスクがある」「管理会社への手数料や広告費がかかる」、大阪は「管理会社への手数料や広告費がかかる」「空き室のリスクがある」が上位にランクインした。(畑山瑞穂)
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