神戸FWムゴジャ、古巣・仁川ユナイテッドへの完全移籍が決定「リーグ優勝を勝ち取って欲しい」

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2023年07月10日 20:36  サッカーキング

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神戸には期間にすると1年間ほどの在籍となったムゴジャ(左) [写真]=Getty Images
 ヴィッセル神戸は10日、同クラブに所属しているモンテネグロ代表FWステファン・ムゴジャについて、韓国の仁川ユナイテッドFCへ完全移籍することを発表した。

 ムゴジャは1992年2月26日生まれの現在31歳。母国モンテネグロでキャリアの第一歩目を踏み出すと、2013−14シーズンにはムラドスト・ポドゴリツァで29試合に出場して15ゴールを挙げ、プルヴァ・ツルノゴルスカ・フドバルスカ・リーガ(モンテネグロ1部リーグ)の得点王に輝いた。その後はドイツに渡り、カイザースラウテルンやカールスルーエでもプレー。モルドバのシェリフに加入した初年度の2016−17シーズンには、シーズン途中の加入ながら13試合出場7ゴールを記録し、ディヴィジア・ナツィオナラ(モルドバ1部リーグ)優勝に貢献した。その後は仁川ユナイテッドFCでプレーし、在籍した4シーズン半の間にKリーグ1通算で129試合に出場して68得点をマーク。2022年6月に神戸への加入が発表された。

 神戸加入後、2022シーズンの明治安田生命J1リーグではわずか5試合、JリーグYBCルヴァンカップで2試合、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で1試合の出場となっていた。迎えた2023シーズンも、ここまで最前線の軸はFW大迫勇也となっており、明治安田生命J1リーグでピッチに立ったのは第3節ガンバ大阪戦のみ。JリーグYBCルヴァンカップでは3試合に出場したが、安定したプレー時間を確保できていなかった。

 また、2015年6月にはモンテネグロ代表デビューを飾った。神戸の一員となってからもメンバー入りを果たしており、これまで国際Aマッチ通算49試合の出場で15ゴールを挙げている。

 完全移籍に際し、ムゴジャは神戸のクラブ公式HPを通してコメントを発表。チームメイト、クラブ関係者、そしてファン・サポーターに向けて感謝の想いを伝えた。

「素晴らしいサポーターのいるビッグクラブの一員として、イニエスタ選手をはじめ日本のトッププレーヤーたちとロッカーを共にできたことは非常に光栄で幸せなことでした。昨年は非常に難しいシーズンでなんとか生き残ることができました。逆に今年はここまですごく良いシーズンを送っていて、このままの勢いでリーグ優勝を勝ち取って欲しいと願っています」

「選手やコーチングスタッフ、メディカルスタッフ、テクニカルスタッフ、強化部の皆さんには本当に感謝しています。そして、雨の日も晴れの日も苦しい日もどんな時も毎試合スタジアムで選手を鼓舞し、力を与え続けてくれた我々の偉大なサポーターには特に感謝しています。愛してる皆のことは絶対に忘れません。バモスヴィッセル!」

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