坂元達裕、オーステンデから英2部コヴェントリーへ完全移籍! 3年契約を締結

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2023年07月11日 09:03  サッカーキング

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コヴェントリーへの移籍が発表された坂元達裕 [写真]=Getty Images
 チャンピオンシップ(イングランド2部)に所属するコヴェントリーは10日、オーステンデ(ベルギー)から日本人MF坂元達裕が完全移籍で加入することを発表した。契約期間は2026年6月30日までの3年間となっている。

 1996年10月22日生まれで現在26歳の坂元は、前橋育英高校や東洋大学に進学を経て、2019年2月にモンテディオ山形に正式入団しプロキャリアをスタートさせた。翌年1月にはセレッソ大阪へのステップアップを果たし、その後の2シーズンで公式戦通算81試合の出場で10ゴール15アシストを記録。2022年1月にオーステンデに期限付きで加入し、同年夏に完全移籍に移行した。

 オーステンデでは左右のサイドハーフを主戦場に活躍し、昨シーズンも公式戦32試合に出場し8アシストをマーク。チームは2部降格の憂き目に遭ったが、坂元自身はクラブの年間MVPに輝いた。日本代表では、2021年6月に行われたFIFAワールドカップカタール2022・アジア3次予選のタジキスタン戦でデビューを果たし、同試合を含めここまで国際Aマッチ通算2試合に出場している。

 坂元が加入したコヴェントリーは、2000−01シーズンまでトップリーグに所属していたが、その後は成績が低迷し一時は4部まで降格。2020−21シーズンにチャンピオンシップに復帰すると、昨シーズンは昇格プレーオフ圏内の5位という好成績を収めた。昇格プレーオフでは、決勝戦でルートン・タウンにPK戦の末に敗れ、惜しくもプレミアリーグ昇格を逃した。

 坂元の獲得に際し、コヴェントリーを率いるマーク・ロビンス監督は、クラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「達裕をコヴェントリーに迎えられることを非常に嬉しく思う。母国でインパクトを残した彼はベルギーの地でもそれを続けていた。我々は彼をイングランドサッカーに迎えられることを楽しみにしている。彼は多才でクリエイティブな攻撃的MFであり、優れた技術とスピードを有している。我々は彼と仕事をすることを楽しみにしている」

 また、坂元は移籍決定に際して自身の公式Twitter(@Tatsu1022Soccer)を更新。「このチームを強くするため、そしてスカイブルーのために全力を尽くします」と英語で綴り、「今回、チャンピオンシップのコヴェントリーに移籍することが決まりました。新しくイングランドの地で活躍できるように頑張ります」と日本語で意気込みを示している。


【動画】坂元達裕の新天地はコヴェントリー!
Oostende ➡️ Coventry pic.twitter.com/XQMz4wgVwC— Coventry City (@Coventry_City) July 10, 2023

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