野村弘樹氏「一番は修正能力」広島・森下が完封勝利!

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2023年07月12日 21:01  ベースボールキング

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広島・森下暢仁 (C) Kyodo News
● 巨人 0 − 2 広島 ○
<14回戦・東京ドーム>

 広島の森下暢仁が12日の巨人戦、完封勝利で5勝目を手にした。

 森下は初回一死二、三塁、2回は先頭の中田翔に左安、3回は一死満塁と序盤3回は毎回走者を苦しい投球も無失点で切り抜ける。4回も先頭の大城卓三にライト前に運ばれたが、中田を右飛、続く吉川尚輝をピッチャーライナー、飛び出していた一塁走者・大城を刺した。直後の5回に小園海斗の2ランで広島が先制すると、森下は5回、6回と三者凡退に抑える。

 12日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−広島』で解説を務めた野村弘樹氏は試合途中、「正直、良いのか悪いのかわからないような立ち上がりに見えたんですね。球威こそありましたけど、それが岡本をゲッツーにとった後ですよね。4回も先頭を打たれながらも、ダブルプレーで3人で取れた。すぐその後に2点取ってくれた。そういったところが自分自身わかっていますよね」と評価。

 2−0の7回は先頭の大城に右安も続く中田を、ショート・小園の好守備もあり併殺、吉川を左飛で3人で終えると、8回は梶谷隆幸を空振り三振、中山礼都を遊ゴロ、ブリンソンを遊ゴロに仕留めた。

 8回終了後、野村氏は「序盤から考えると、丁寧さも加わって今日の自分の調子をある程度修正しながら、カーブを使いながら、的を絞らせていない。今のブリンソンも良いあたりですけど、カットボールで完全に芯を外しているんですよ」と絶賛した。

 9回のマウンドに上がった森下は丸佳浩を空振り三振、秋広優人を二ゴロ、岡本和真にレフト線に安打を許したが、二塁を狙った岡本を刺そうとレフト・大盛穂が素早く中継に送球し、二塁で刺して試合終了。森下は今季初完封を飾った。

 野村氏は試合後、「序盤だけ見ると完封ペースとは想像つきませんでしたけどね。この辺が流石ですよね。一番は修正能力でしょうね」と振り返った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

このニュースに関するつぶやき

  • あまり調子良くないんかなって思ったけど初完封!両軍いろいろあったね(苦笑)。これから夏場の暑さが大変になるからしっかり身体のケアもして、粘り強く投げて欲しい。
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