巨人・戸郷は9勝目ならずも…打球を受けながらの粘投を解説陣も絶賛「本物のエースになってきた」

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2023年07月14日 07:00  ベースボールキング

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巨人・戸郷翔征 (C) Kyodo News
◆ 「エースだなという感じですね」

 巨人は13日、本拠地での広島戦に1−6で敗戦。ハーラートップの9勝目を目指して先発した戸郷翔征は7回1失点の力投を見せたが、援護に恵まれず勝ち負けは付かなかった。

 5回まで無失点投球を見せた右腕だったが、1点リードの6回に1番・上本崇司の右前打をきっかけに二死一・三塁とピンチを招くと、4番・松山竜平に適時内野安打を浴びて同点に追いつかれてしまう。

 さらに7回には小園海斗の打球が右ひざ付近に直撃するアクシデントもあったが、執念でアウトをひとつ奪った後、治療を経て続投。結局7回を109球で投げ抜き、7安打4奪三振で1失点の粘投。しっかりと先発の役割を果たした。


 この日の戸郷の投球について、13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の齊藤明雄氏は「やっぱりエースだなという感じですね。ひざに打球を受けた場面は、一番痛い箇所に当たったと思うんですけど、“投げ切らなきゃ”という思いがあって、その後もマウンドに上がってしっかり投げていたと思いますよ」とアクシデントにも怯まなかった姿勢を高く評価する。

 また、同番組に出演した解説者の井端弘和氏は「ここ最近は100球投げるのは当たり前になっていて、150球近く投げる時もありますからね。自分が最後まで投げるつもりでいつもマウンドに立っていると思います」と気持ちの強さにも注目。

 続けて「この試合でもあと1イニングくらいは行けた感じもしますけど、打球が当たってしまったのが残念でしたね。今季は良いピッチングをずっと続けていて素晴らしいですね」と戸郷の投球を大絶賛した。

 最後は番組MCを務めた野村弘樹氏も「本物のエースになってきましたね」とコメント。この日は勝ち星こそ付かなかったが、前半戦14試合の登板で8勝2敗と奮闘した23歳の若きエースに賛辞の言葉が続々と送られた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



【動画】勝ち星は付かずも…戸郷翔征が痛みに耐えて力投!/7月13日:巨人−広島のハイライト

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