DeNA・石田が約3カ月ぶり白星も…5回降板に齊藤明雄氏は注文「6回以上は投げないと」

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2023年07月14日 07:11  ベースボールキング

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DeNA・石田健大 (C) 産経新聞社
◆ 「力がある投手なので……」

 DeNAの石田健大が13日、敵地で行われた阪神との首位攻防戦に先発登板。5回無失点の好投で今季3勝目を挙げた。

 初回に先頭の森下翔太に二塁打を許して無死二塁のピンチを背負うも、続く2番・中野拓夢を投ゴロ、四球を挟んで一死一・二塁から4番の大山悠輔を遊ゴロ併殺に打ち取り、最初のピンチを切り抜ける。

 その後は3回・4回にも得点圏に走者を背負ったが、要所を締めて無失点投球を継続。この日は5回86球、3安打無失点の内容でマウンドを降りた。


 味方の援護もあって勝利投手となった石田だが、球数が100球に満たないところでの降板には「まだまだ長いイニングを投げたいと思っていますし、中継ぎと野手に助けられた1勝だと思います」とお立ち台で反省。自身の投球に満足した様子は見られなかった。

 13日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の井端弘和氏は「両コーナーにしっかり制球出来ていて、粘り強く投球していたと思います」と評価したうえで、5回での降板に関しては「球数的にもまだまだ行けると思ったんですけど、石田が約3カ月勝利がなかった事を考えて、盤石のリリーフ陣を頼りにしているからこその、早めの交代だったのかと思います」と語る。


 一方、同じく番組に出演した齊藤明雄氏は「DeNAはリリーフ陣が盤石なんですけれども、後半戦では石田は6回100球を目途に計算をしたほうが楽に戦えるのかなと思います。6回以上は投げれる力がある投手なので、投げないとだめだと思いますよ」とコメント。

 石田の持っている能力を評価しているからこそ、今後はより長いイニングを投げきってほしいと見解を述べた。


 今年は幸先良く4月に2勝を挙げながら、その後は白星から遠ざかっていた左腕。この勝利が4月18日の巨人戦(長崎)以来、約3カ月ぶりの白星となった。

 優勝を目指していくうえで、経験豊富な左腕の活躍は必要不可欠。この一勝をキッカケに、後半戦は投手陣を牽引するような活躍に期待したい。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



【動画】DeNA・石田が投打にわたる活躍も…?/7月13日:阪神−DeNAのハイライト

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