【推し活】「推しがいる」シニア女性の割合は? - 70歳以上は「一人を」「長く」が多い傾向

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2023年07月14日 10:11  マイナビニュース

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ハルメクホールディングスは7月13日、「シニアの『推し』に関する実態調査」の結果を発表した。調査は6月9日〜12日、全国の50〜81歳の女性461名を対象にWEBアンケートにて行われた。


はじめに、“推し”の有無を聞いたところ、現在「推しがいる」人は47.9%と、昨年の35.2%から12.7%増加。“推し”の数は平均2.13人で、50歳〜64歳では「4人以上」が2割にのぼった一方、70歳以上は「一人(単数推し)」(47.9%)が多く、平均1.81人だった。



また、「推している期間」を教えてもらったところ、「5年以上」の長推しが56.1%に対し、「5年未満」は43.9%で、特に70歳以上は長推し傾向が強く、「5年以上」(60.4%)が6割を超える結果に。この1年間で“推し”に対する思いに変化があったかを聞くと、「特に変わらない」(66.1%)が7割近くを占めたが、「強くなった」人も30.3%見受けられた。


次に、「推しにお金を使っている」(72.4%)人に、年間どのくらいの金額を使用しているのかを聞いたところ、一人当たりの年平均額は10万2,883円と、昨年の9万352円から1万2,531円アップ。内訳をみると、昨年と比べて「遠征費(宿泊、交通費など)」が約2万3,000円アップ、「DVD(BR)、CD、配信などの映像・音楽の購入費)」が約8,000円アップした一方、「本・雑誌・関連書籍など」はおよそ2万円ダウンした。



また、“推し”がいるゆえの悩みを聞くと、昨年同様「お金がかかる」(23.5%)が最も多く、次いで「チケット争奪戦が大変」(16.7%)、3位「時間の確保が大変」(10.0%)と続いた。


次に、“推し”がいることの良い点を教えてもらったところ、「活力、元気をもらえる」(72.4%)、「楽しい時間が増える」(69.7%)、「生活にハリが出る」(63.3%)が上位に。そこで、“推し”の有無による幸福度の違いをみるため、10点満点で幸福度を聞いたところ、「推しあり」のウエイト平均値は8.05点と、「推しなし」の7.81点を上回った。



また、“推し”以外の趣味の有無と幸福度との関係をみると、「推しあり」の人の80.1%に「“推し”のほかにも熱中している趣味や活動がある」ことが明らかに。その人たちの幸福度は、「“推し”のみ」の人よりさらに高い8.12点となった。(CHIGAKO)

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