ケイン、キャリアの中で最も気に入っているゴールを明かす「あの瞬間の感動は…」

　トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが、自身のキャリアの中で最も気に入っているゴールを明かした。13日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

　現在29歳のケインは複数回のレンタル移籍を経て、2013年夏からトッテナムのトップチームに定着。ここまで公式戦通算435試合に出場し、クラブ歴代最多の280ゴールを記録している。また、ケインは昨季、かつてマンチェスター・Uなどで活躍したウェイン・ルーニー氏が保持していたイングランド代表の史上最多得点記録を更新。同国代表での通算ゴール数を「58」としている。

　そんなケインが、Youtubeの番組『Hot Ones』に出演し、インタビューに応えた。インタビューの中で、最も気に入っているゴールを尋ねられると「イングランド代表のデビュー戦で決めたゴールだ」と回答。さらに「ルーニーに代わって出場したんだ。彼がピッチを去って、僕がピッチに向かって走り出した時、とても興奮したことを覚えている。それからすぐに僕は代表初ゴールを決めた。あの瞬間の感動は言葉では言い表せないよ。家族がみんなそこにいたからね」と続け、デビュー戦での代表初ゴールを振り返った。

　また、ケインは昨季について「個人的な観点から言えば、かなり特別なシーズンだった。イングランド代表の歴代ゴール記録を塗り替えるなんて、本当に夢のようだった。イングランドには素晴らしいストライカーがたくさんいたからね」と振り返り、続けて「僕はさらに上達していると感じているし、年齢を重ねても良くなっている。これから何が起こるか楽しみだよ」と今後のさらなる活躍に向けて自信を見せた。