投打振るわず4連敗を喫した巨人に平松氏「ジャイアンツがチャンスをものにできなかったというよりも…」

◆ 「高橋のピッチングに尽きるんじゃないでしょうかね」

　巨人は16日、神宮でのヤクルト戦に3−10で大敗。前日の段階で貯金が消滅していた為、この日の敗戦で37日ぶりの借金生活に突入した。

　連敗脱出のために負けられない巨人は、初回に秋広優人の7号本塁打で先制し幸先の良いスタートを切ると、4回にもアダム・ウォーカーの三塁打から大城卓三の犠飛で追撃に成功するなど中盤まで主導権を握る展開を見せる。

　しかしその裏に4点を奪われ試合をひっくり返されると、5回には無死一・二塁のチャンスで丸佳浩が空振り三振、門脇誠が併殺に倒れてしまう。その後5回にも5点を奪われて大量リードを許してしまうと、チームの反撃も吉川尚輝の4号本塁打の1点に抑えられてしまい、敗戦してしまった。

　中盤に悪夢の逆転を許した巨人だったが、同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した平松政次氏は「高橋のピッチングに尽きるんじゃないでしょうかね」と相手先発・高橋奎二の好投に注視。

　「厳しいボールを投げていた」と高橋の投球内容を称賛すると、「だからまあジャイアンツがチャンスをものにできなかったというよりも、これはヤクルトのピッチャーの好投を褒めないとね」と振り返った。


☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』


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