家庭によってルールはさまざま。とくに金銭的なルールには、その家庭の価値観が色濃く出るものかもしれませんね。今回の投稿者さんは、お金のルールについて質問したいことがあるようですよ。
『旦那さんに財布の紐を握られている人はいますか？ 私たちは子なしの共働き夫婦。妻が財布の紐を握って、お小遣い制で旦那さんにお金を渡してるケースはよく聞きますよね。逆パターンの方っていますか？ ちなみにわが家はまさにそのパターンなんです……』投稿者さん夫婦は結婚8年目の共働き夫婦。お子さんはいないようです。投稿者さんは今まで毎月"食費"として渡される3万円以外は、旦那さんに預けていました。お給料はおろか……ボーナスも、です。旦那さんは具体的な理由もなく、ただ「将来のため」と徴収しているのだそう……。投稿者さんが通帳を見る限りでは旦那さんは浪費などしておらず、きちんと貯金をしているようです。しかしお金を使う楽しみが何もないとなると、「子どもがいれば貯めておくのはわかるけど……」「なんのために働いているのか……」と投稿者さんは虚しさを感じることも。できれば離婚をしたいとまで考えています。投稿者さんも個人的に買いたいものもあるでしょうし、「自分で働いたお金を自分で管理したい」と考えるのは何ら不思議はありませんよね。
旦那さんにほとんどお金を渡すなんて、おかしいよ
投稿者さんの話を聞いて、ママたちは驚きを隠せません。
『月3万！ 食費だけでもキツくない？ 別途で投稿者さんのお小遣いもなし？』
『そんなの、ものすごくおかしいよ……。離婚した方がいいと思うけど……とりあえず、まずは話をしてみたら？』月に3万円の食費以外は渡されていないことに驚愕したママたち。「自分のお給料を全部旦那さんに預けるなんておかしい」との声もあがりました。もちろん夫婦間で納得してお金を渡しているのであれば、何も問題はないでしょう。しかし投稿者さんは「何のために働いているのかわからない」と感じるほどに虚無感を抱えています。これでは投稿者さん夫婦のシステムがうまくいかないのは当然でしょう。
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もし金銭的な問題が収束したら、すべて解決する？
さてここで鋭い質問が寄せられました。
『投稿者さんとしては、金銭面が解決すれば旦那さんとの婚姻生活を続けたいの？ それとも金銭面が解決しても旦那さん自身がもう無理な感じ？』思わず「こんな状態が続くなら離婚したい」と漏らした投稿者さんに、冷静な質問を投げかけたようですね。現在投稿者さんが抱える金銭的な問題がすべて解決されたとしたら、ほかのことも万事うまくいくのでしょうか？
『私は共働きをしながらでも2人の時間を楽しみたいと思っていました。しかし旦那は私の生活の仕方に不満があるようです。私は仕事が忙しいから食事は外食やテイクアウトに頼ることがあるのですが、「お金がその分もったいない」と言われたり、「家事が全然できていない」などと言われることがあります。旦那のほうが帰宅時間が早いので、そこは協力してほしいのですが……。「そのせいで子どももずっと作れなかった」と言われました』投稿者さんの話を聞く限りでは、どうやら金銭的なトラブルが解決したとしても別の問題が生まれそうですね……。旦那さんは金銭的に投稿者さんを苦しめているだけではなく、投稿者さんの家事の方法やお金の使い方、そして子どもができなかったことについても日頃から文句を言っているようです。旦那さんのほうが帰宅時間が早いのに、家事をしないということも引っかかりますよね……。
夫婦はいろいろな面で対等であるべきだよ
『夫婦は対等なものだよ。肉体的・精神的にどちらかの負担が大きすぎる時点で、すでに正常な夫婦関係ではない。共働きで旦那の方が帰りが早いなら旦那が夕飯を作ったっていいんだし。家事も分担すべきだよね』こちらのママが言う通り、夫婦は基本的に対等な立場であるべきでしょう。夫婦によってはどちらかの仕事の負担が大きい、または家事の負担が大きいなどの状況もあるかもしれません。しかし当然ながら、それがうまくいくのはお互いの合意があってこそですよね。どちらかだけが大きな負担を強いられる関係は、対等とは言い難いでしょう。「自分の負担が大きすぎる」と投稿者さんが感じるならば、早急に話し合いをする必要がありそうです。
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後編へ続く。
文・motte 編集・みやび イラスト・マメ美
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