4クラブが争奪戦? モラタにセリエA勢が熱視線…アトレティコは約31億円を要求か

0

2023年07月19日 10:47  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

モラタにセリエA移籍の可能性が浮上 [写真]=Getty Images
 アトレティコ・マドリード所属のスペイン代表FWアルバロ・モラタに、今夏のセリエA移籍の可能性が浮上しているようだ。18日、スペイン紙『マルカ』やイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 現在30歳のモラタは、レアル・マドリードやユヴェントス、チェルシーでのプレーを経て、2019年1月にアトレティコ・マドリードに加入し、同年夏に完全移籍に移行した。ユヴェントスへのレンタル移籍から復帰した昨シーズンは、公式戦45試合に出場し15ゴール3アシストをマークした。現行契約は2024年6月末で満了となるが、既に2026年6月末までの新契約の締結で合意に達したとも報じられている。

 そんなモラタにセリエA行きの可能性が浮上しているようだ。かねてから同選手に関心を寄せているのが、ミランとローマ。前者はスペイン人FWブラヒム・ディアスの退団や元スウェーデン代表FWズラタン・イヴラヒモヴィッチ氏の現役引退などを受けて、今夏の前線の補強を検討中。モラタはポルト所属のイラン代表FWメフディ・タレミらと共に獲得候補の上位に据えられているようだ。また、後者はチームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が同選手の獲得を希望。ユヴェントス時代のチームメイトでもあるアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが説得にあたっているとも報じられている。

 また、今夏の移籍市場でのストライカーの獲得を狙っているインテルも、モラタの動向を注視。かねてからチェルシー所属のベルギー代表FWロメル・ルカクの完全移籍での獲得を狙っていた同クラブだが、同選手がユヴェントスと接触していることに不満を募らせ、交渉からの撤退を決断。“代役”のリストにモラタの名前が含まれているという。また、今回の報道によると、ユヴェントスも同選手の獲得競争への参戦を決断した模様。今週には選手側との面談を実施し、今夏の移籍に関する問い合わせを行ったようだ。

 なお、モラタがアトレティコ・マドリードとの新契約にサインした場合、契約解除条項は2000万ユーロ(約31億円)程度に設定される可能性が高いとのこと。アトレティコ・マドリードは現時点でも、モラタの移籍金として同様の額を要求しているようだ。なお、選手本人はイタリアへの復帰を前向きに検討しているとも報じられている。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定