プールで浮いたまま微動だにしない犬、単に寛いでいただけの姿に「心臓に悪い」の声（米）＜動画あり＞

「犬かき」という泳ぎ方があることで、犬は泳ぎが得意だとイメージする人も多いことだろう。しかしアメリカで撮影された動画に映る犬は、プールで泳ぐことをせず、水面に浮かんだまま身動きせずにいたため、多くの人々を「溺死？」と心配させたようだ。動物専門ネットメディア『The Dodo』などが伝えている。

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米フロリダ州マイアミにあるペット専門のデンタルクリニック「Snuggly Tails」が、今月1日にInstagramに投稿した犬の動画が注目を集めている。動画には誰も泳いでいないプールの水面にぷかりと浮かんだまま、身動きひとつせずにいる犬の姿があった。

一瞬、犬は息すらしていないようにも見えるため、動画を目にして心配する人もいた。ところがしばらくすると犬は顔をあげて、ゆっくりと犬かきで階段のある方向へと泳ぎ始めた。そしてプールから何事もなかったかのように上がって行ったと思われる。

実はこの犬、同州ヒルズボロ郡ラスキンを拠点にした犬のトリマーであるデビー・ダッジさん（Debbie Dodge）の顧客が飼っている“サニー（Sunny）”という名前の犬で、当時プールで遊んでいる様子を撮影した動画がTikTokに投稿されていた。

のちにデビーさんはこの動画を削除しているが、このたび「Snuggly Tails」が「犬？ それともカワウソ？」と綴ってInstagramで広めたことで、引き続き注目を集めることになった。動画はこれまでに3912万回以上も再生され、このような声が寄せられている。

「あんなふうに水に浮いている犬は見たことがないよ。見ていると、とっても落ち着く。」
「長いこと犬と一緒の生活をしてるけど、こんなにリラックスして水に浮いている犬は見たことがないわ。」
「多分、とってもリラックスしているんだろうね。この子の小さな足に普段かかる重力が全て取り除かれていて気持ちいいんだろうな。」

多くの人々が水面に浮いている犬の姿を微笑ましく感じたようだが、中には「うちの犬があんなふうに浮いてたら、卒倒しちゃうわ！」「なんてことだ！　単に浮かんでると気付くまでに軽い心臓発作を起こしかけたよ」と、サニーが「溺死でもしているのでは？」と心配した人もいたようだ。


デビーさんによると、サニーは動画の撮影当時に首に浮き輪のようなものをつけているが、その後「浮き輪なしでも浮かぶことを学んだ」という。デビーさんは『The Dodo』のインタビューで最後にこのように語った。

「サニーはいつもこうなので、私は別に驚くようなことだとは思わずに動画をTikTokに投稿しました。まさかこんなにバズるとは思ってもいませんでした。」



画像は『Snuggly Tails　2023年7月1日付Instagram「Dog or otter?」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　MasumiMaher）