【プロの戯れ】レーザ加工職人が本気出して作った「金属将棋盤・駒〜Chrom Raja〜」登場

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2023年07月20日 12:01  おたくま経済新聞

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【プロの戯れ】レーザ加工職人が本気出して作った「金属将棋盤・駒〜Chrom Raja〜」登場

 プロが本気を出して作り上げる本業以外の作品。「プロの本気」「プロの戯れ」とネット上では褒め称えられていますが、まさにそんな商品が爆誕しました。


 レーザ加工の職人たちが作り上げた、金属製の将棋盤と駒のセットで「金属将棋盤・駒〜Chrom Raja〜」。手がけたのはレーザ加工業などを行っている愛知県の株式会社レーザックスです。


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 なお、商品名にある「Chrom Raja」の由来は、テンレスに含まれる代表含有成分である「Chrom=クロム」と、将棋の起源であるインド将棋「チャトランガ」の「王=Raja(ラージャ)」を合わせた造語とのこと。


 クラウドファンディングサイトMakuakeにて7月19日よりプロジェクトがスタート。プロジェクト名『指す金属「音」「重み」が快感。匠のレーザ加工技術が終結した繊細なステンレス将棋盤』として展開されます。


 Makuake掲載基本価格は、フルサイズの「金属将棋盤・駒」が税込60万円、ミニバージョンの「金属5五将棋盤・駒」が税込20万円。


 また、すべての応援購入に対して、盤の側面に好きな文字(文字数制限あり)をレーザーカットでくりぬいてくれる特典もついています。


■ コロナ禍の影響受けPRの機会が減少→SNSをきっかけに製品企画をスタート

 創業から80年以上の歴史を持つレーザックスがBtoC企画に挑戦するのは今回が初。2020年にコロナウイルス感染拡大の影響を受け、自社PRの機会が減ったレーザックスは、YouTubeの配信や公式Twitterアカウントの開設など、SNSでの自社PRをスタート。そんな中で「自社の技術を活かした販促物を作ってみよう!」という声があがり、本商品が企画されました。


 「金属将棋盤・駒〜Chrom Raja〜」は、金属特有の重厚感と音が楽しめる製品。独特な光沢と錆びにくい耐腐食性が特長のステンレスの使用や、レーザによる精密な出来栄えは、長年レーザ受託加工やレーザシステム関連事業を手掛けるレーザックスならでは。遊び心と職人の本気が感じられる製品に仕上げられています。


 駒は、数枚の金属板が溶接されており、適度な「重み」があるそうです。また、掘り込みでは難しいとされている毛筆書体の細部に至るまで、レーザの精密さによって忠実に再現されています。


 盤のマス目は、レーザ切断による切り抜き加工で表現。複数枚の板を溶接し、箱型に組み立て空洞を作ることによって、駒を指した時に金属音が楽しめるよう工夫されています。


■ 種類は2種類

 フルサイズバージョンの「金属将棋盤・駒〜Chrom Raja〜」は465mm×370mm×70mmで、駒と駒入れを含んだ重さは5.6kgです。


 「金属5五将棋盤・駒」は、品質そのままでミニバージョンになった5×5マスサイズ。寸法は230mm×200mm×60mmで、駒と駒入れを含んだ重さは1.7kgです。どちらにも18-8ステンレス(SUS304)が使用されているとのことです。


 なお、Makuakeで『指す金属「音」「重み」が快感。匠のレーザ加工技術が終結した繊細なステンレス将棋盤』として行われるプロジェクトは「All in型」で実施されます。


情報提供:株式会社レーザックス


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