全パ”若きスター躍動”で5連勝 豪快弾のハム万波MVP、オリ山下は敢闘選手賞

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2023年07月20日 21:11  ベースボールキング

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4回に本塁打を放ち、ナインに迎えられる全パ・万波 (C)Kyodo News
● 全セ 1 − 6 全パ ○
<球宴第2戦・マツダスタジアム>

「マイナビオールスターゲーム2023」の第2戦が20日に行われ、快勝した全パが2021年の第2戦から5連勝とした。最優秀選手賞(MVP)には前夜の第1戦に続き豪快なソロ本塁打を放った日本ハムの万波中正外野手(23)が選ばれた。

 全パ打線は2回、5番・柳田(ソフトバンク)、6番・紅林(オリックス)の連打で好機を作り、8番・若月(オリックス)の中犠飛で先制。4回は全セ3番手・バウアー(DeNA)が球種を予告し投げ込んで来る中、4番起用された万波(日本ハム)が7球目のスライダーを左中間席へ叩き込んだ。万波は球宴初出場となった前日の第1戦(バンテリンD)でも右翼ポール直撃の特大弾を披露。史上18人目の球宴初打席初本塁打に続き、この日も2戦連発となる豪快アーチでファンを沸かせた。

 2点リードの7回は途中出場・栗原(ソフトバンク)の右犠飛で4点目を奪うと、8回は途中出場・マルティネス(日本ハム)の2点適時三塁打で6−1。15安打8得点で快勝した第1戦に続き、この日も2ケタ13安打を記録した。

 投げては球宴初登板となった先発の山下(オリックス)が、2回1安打無失点と好投。3回以降は上沢(日本ハム)、種市(ロッテ)、ペルドモ(ロッテ)らがパーフェクト救援を披露した。勝利投手は球宴初出場で2回無失点と好投した山下。MVPには豪快弾を含む2安打1打点をマークした万波が選ばれ、4番に据えた中嶋監督(オリックス)は「伸び盛りの素晴らしい選手」と若武者の活躍を称えた。

 全セ打線は3点を追う5回、4番・岡本(巨人)、5番・牧(DeNA)の連打で得点。しかし、6回以降は追加点を奪えず、これで球宴は2021年の第2戦から5連敗となった。

 敢闘選手賞は、2回無失点と好投した山下、途中出場で2安打2打点をマークしたマルティネス、2打数2安打1得点を記録した岡本の3選手が受賞。マイナビドリーム賞には万波が選ばれ、MVPとの“W受賞”を果たした。

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  • 西武の平良が最後の2回投げたのに、酷いテレビ中継。
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