「血は天井まで飛び散って…」木原誠二官房副長官妻の前夫“不審死” 実父が捜査再開を求めた“壮絶現場”

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2023年07月21日 05:40  週刊女性PRIME

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ときおり涙を流し言葉を詰まらせながら、コメントを読み上げる安田さんの父親

 2006年に起きた安田種雄さん(享年28)の不審死事件で、遺族が7月20日の午後、東京霞が関の司法記者クラブで会見を開き、警視庁に捜査の再開を求める上申書を提出したことを報告した。

息子は血まみれで倒れていた

 安田さんの不審死事件をめぐっては、『週刊文春』が自民党の木原誠二官房副長官の妻で、安田さんの元妻であるAさんを重要参考人として警察の捜査が行われていたことを報じている。会見で安田さんの父親(70)は、

息子が亡くなって、今年で17年になります。しかし種雄の死の真相はいまだに解明されていません。私は、ただ真実が知りたいのです」(安田さんの実父、以下同)

 と、静かに語った。安田さんの父親によると、安田さんは2002年5月にAさんと結婚。子宝にも恵まれたが、夫婦関係は徐々に悪化していった。2006年には離婚の話も出ていたという。

 そんな中、事件は2006年4月10日に起こった。電話をかけても折り返しがなかったため、父親が安田さんの自宅を訪れると、変わり果てた息子の姿を発見したのだ。

息子は血まみれで目を見開いたまま倒れていました。血は天井まで飛び散っており、右太ももの20〜30センチ先には、細長いナイフがきちんと置かれていました。

 当時の警察は“事件性はないだろう。自殺だろう”と判断していました。でも種雄の傷は喉元から肺にまで達していました。自分をそんな風に刺したうえで、足元にナイフをきちんとおいてから絶命するなどということが果たしてあり得るのでしょうか

『週刊文春』によると、警察は当初、安田さんの自宅から発見された覚せい剤の乱用による自殺と見立てていた。遺族が納得しなかったため未解決の不審死事件として処理されたという。

まともに捜査されず闇に葬られた

種雄が亡くなった時も、まともに捜査されず闇に葬られ、諦め生きてきました。それが事件から12年後に再捜査していただけると連絡があった時には心から喜びました。種雄の無念を晴らしてやると息子に誓いました。しかし、捜査が始まり1年も経たないで捜査の縮小が告げられ、捜査1課の捜査班は解散され、大塚警察署へと管轄が移ってしまいました

 そして、ときおり涙を流しながら、息子についてこんな思いも口にした。

種雄は中学に入学すると不良とつるむようになり、暴走族に入ったこともありました。高校時代からは雑誌モデルとして活躍していたこともあります。やんちゃな子でしたが、家族想いで、約束は必ず守り、人情に厚く、弱いものいじめだけはしなかった。

 そんな種雄は誰からも好かれ、地元の先輩や後輩にも頼られ、亡くなった今でも“種雄のためなら”と、この解明されない真相のために、私たち家族とともに悔し涙を流してくれる子がたくさんいます。

 命日には花を送ってくれたり、種雄に会いに来たと言って、私と酒を酌み交わしたり、種雄の残してくれたものは計り知れないです。子どものころは厳しく育ててきましたが、友だちに父親である私のことを自慢していたということを聞いた時には涙が止まりませんでした。種雄は私たちの大切な、大切な息子です」

 安田さんの遺族は、7月17日、警視庁大塚署の署長に宛てて、事件の再捜査を望む上申書を提出した。木原官房副長官は、『週刊文春』の取材に対し「事実無根」と回答している。

 遺族の無念を晴らすためにも、適切な再捜査によって事件の真相が明かされることを願う――。

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  • 刑事さんに「郁子さんに連絡を取りたい」と頼んだら電話がかかってきて「線香をあげてほしい」と頼んだら切られてしまった。それ以来、音沙汰無し。
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