大谷翔平、自己ワースト4被弾も8勝目 打席では3四球、若手躍動のエ軍4連勝

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2023年07月22日 13:36  ベースボールキング

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5回にウォード(右)の左越え2ランでホームインした大谷(左)
○ エンゼルス 8 − 5 パイレーツ ●
<現地時間7月21日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(29)が21日(日本時間22日)、本拠地でのパイレーツ戦に「2番・投手兼指名打者」でフル出場。自己ワーストの1試合4本塁打を浴びるなど7回途中5失点で降板したが、この日は味方打線の強力援護を受け8勝目(5敗)を手にした。

 直近は右手中指ツメの影響もあり、2試合連続で6回途中5失点降板だった投手・大谷。この日は28歳捕手のタイスと初めてバッテリーを組み、3回までゼロを並べた。

 しかし4回、一死から4番・崔志万に先制の右越えソロを浴びると、続くデービースにも高めに浮いたスライダーを左翼席へ運ばれ2失点目。味方打線の反撃で5−2と逆転してもらった直後の5回は、先頭打者に死球を与えたあと、1番・スウィンスキーに右越え2ランを浴びた。それでも、2番・レイノルズ、3番・サンタナを連続三振に仕留めるなど後続はピシャリ。1点リードを保ち8勝目の権利を得た。

 再び味方打線の猛攻で8−4となった6回も、先頭のデービスに2打席連発となる右越えソロを浴びた。1試合4被弾は自己ワースト。3点リードの7回もマウンドに上がり、先頭の9番・ゴンザレスを左飛に退けたところで降板となった。7回途中84球、4被弾含む6安打5失点、9奪三振2四死球の内容。3登板連続の5失点で防御率は3.72に悪化した。

 打席では初回の第1打席は四球。2点を追う4回の第2打席も先頭で四球を選び、続く3番・モニアクの適時二塁打で長駆ホームインを果たした。5回の第3打席は振り逃げで出塁し、4番・ウォードの左越え2ランで生還。7回の第4打席はフルカウントで相手左腕・パードーモのピッチクロック違反で一塁へ歩き、この試合3つ目の四球を記録した。この日は1打数無安打、3四球2得点で打率は.305。19日(同20日)のヤンキース戦でも1試合4四球をマークしており、直近の2試合だけで計7四球となった。

 この日のエンゼルスは打線が投手・大谷を力強く援護。2点を追う4回は5番・ムスタカスの9号3ランなどで5−2と試合をひっくり返すと、1点差に詰め寄られた5回も1番・ネトの8号ソロ、4番・ウォードの12号2ランで3点を追加した。4回は8番・キャベジも特大のメジャー初アーチを放つなど、主力の故障離脱が相次ぐ中、マイナーから上がってきた若手たちが躍動。チームは4連勝で貯金は再び「2」となった。

このニュースに関するつぶやき

  • いろいろうわさもあるけど、大谷にとって居心地の良いチームだとは思うね。
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