ロッテ、劇的勝利で今季最多タイ貯金12 サヨナラ打の安田「最高です」

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2023年07月23日 22:20  ベースボールキング

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10回裏にサヨナラ打を放ちガッツポーズのロッテ・安田 (C)Kyodo News
○ ロッテ 4x − 3 ソフトバンク ●
<12回戦・ZOZOマリン>

 後半戦2連勝スタートのロッテは今季最多タイの貯金12。「3番・三塁」でフル出場した安田尚憲内野手(24)が、延長10回裏にサヨナラ打を放った。

 ロッテ打線は1点を先制された直後の2回裏、二死から6番・山口、7番・岡の連打で一、二塁の好機を作り、8番・佐藤都が2点適時二塁打を右翼線へ運び逆転に成功した。再び1点を追う6回は、山口が滞空時間の長い9号ソロを左中間席へ。若き大砲の一発で試合を振り出しに戻した。

 先発の小島は6回7安打3失点で降板。同点の7回から継投に入り、東妻、坂本、ペルドモ、益田、横山の5投手が、走者を背負いながらも粘り強くゼロを刻んだ。

 すると3−3のまま迎えた10回裏、佐藤都の二塁打などで満塁の好機を作り、二死後、安田が試合を決める一打を右前は運んだ。

 歓喜のウオーターシャワーを浴びた背番号5は、お立ち台で「最高です。ネクストいる時から『自分で決める』という気持ちで打席に立ちました。ライトゴロにならないように一生懸命走りました」と笑顔。4年目でプロ初白星を手にした横山は「先頭を出してしまったんですけど粘り強く投げられた。(ウイニングボールは)両親に渡したいと思います」と話し、ファンの喝采を浴びた。

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