ママスタママやパパが料理をする姿を見ている子どもたちのなかには「ぼくも、わたしも手伝いたい！」と料理に興味を示す子もいるでしょう。なかには子ども向けクッキング番組を見て、料理に興味を持つ子もいるかもしれません。親子クッキングができると楽しいものの、包丁を使うとなると心配なママもいるのではないでしょうか。ママスタコミュニティにもこんな投稿が寄せられました。
『包丁は何年生から使わせましたか？』
投稿者さんのお子さんはまだ小さいのでしょうか。子どもと一緒に料理をしたいと思いつつも、包丁は何歳から使わせたらいいかわからず投稿したようですね。他のママはどうでしょうか。ママたちの声を紹介します。
お子さんの包丁デビューは？
『年中から。一緒にやりたいって言うから。1人では絶対に触らせないけどね。休みになると一緒に料理するよ』
『幼稚園で親参加型の調理実習があったから』
『幼稚園で作った野菜を使って、みんなでカレーを作ったよ』
『たぶん年中？ 小6くらいからはご飯を作るようになった。料理の習慣をつけるのはいいことだと思う』
今回のトピックでは「年長さん以下から包丁を使わせた」というコメントが一番多く寄せられました。包丁を使うようになったきっかけは、保育園や幼稚園での調理実習と話すママも。園で調理実習があるとわかり、あわてて自宅で練習をしてから調理実習に挑んだと話すご家庭もありました。自分で作った料理は格別でしょう。早くからはじめることで、料理好きになるお子さんもいるのかもしれませんね。
子どもの手に合った包丁で練習を！
『何度も「手伝いたい」と言うから、子ども用の包丁を買ってやらせていたよ。今小3だけど、まだまだ大人用は怖くて子ども用の包丁を渡している』
『娘は年少のクリスマスプレゼントに子ども用の包丁をプレゼントした。息子は調子に乗って早く切りたがるから1年生の今でも任せられないかな』
はじめてのマイ包丁として、子ども用の包丁を購入したとの声も寄せられました。小さな子どもの手には、通常の包丁では大きすぎることも……。子ども向けの包丁であれば、子どもの手に合わせてデザインされているため、力のないお子さんにも使い勝手がいいようです。かわいいイラストをあしらったものや、持ち手がにぎりやすいよう工夫があるもの、ケース付きものまで、さまざまなものが市販されています。色のバリエーションも豊富なので、子どもと一緒にお気に入りのものを選ぶのもいいですね。料理をお手伝いするのが好きな子には、お誕生日やクリスマスなどのプレゼントに最適かもしれません。
包丁初心者の子どもには何を切ってもらう？
『3歳ごろからチーズとかレタスを切るのを一緒にやっていた』
『バナナだとやわらかいから切りやすいよ』
『幼稚園時代はキュウリとかかまぼこ、大根など切りやすいものを切ってもらっていた』
こちらのママたちは、切りやすいものを教えてくれました。くだものが好きなお子さんであれば、バナナは切りやすそうですね。またきゅうりやかまぼこ、大根など、細くて長さのある食べ物であれば、反対の手でしっかり押さえながら切ることができます。ママの声を参考に、まずは簡単な食材からはじめてみてはいかがでしょうか。
親のサポートがいらなくなるのはいつ頃から？
『小4まではそばについていたけど、それ以降は任せてたかな。ただ中学生になるまでは「私がいないときに料理してはダメ」と約束した』
『一人で勝手に料理するようになったのは小4くらいだと思う』
さらにこちらのママたちは、親のサポートがいらなくなった年頃も教えてくれました。もちろん個人差や経験によっても異なりますが、小学高学年くらいには一人で料理する子も少なくないようですね。ただ親のサポートはいらなくても、親が不在のときに包丁や火の元を使うのは注意するなど約束をしておく必要はありそうです。
もし子どもが料理に興味を持ちはじめたら、子ども用の包丁から練習を初めて親子でクッキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。小さい頃から料理の習慣を身につけることで、晩ごはんを一人で作ってくれる日も遠くないかもしれません。
文・安藤永遠 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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