ママスタ
長い人生、何度か引っ越しをすることもあるかもしれませんね。時には思わぬ理由で引っ越しをするタイミングが生まれることも……。今回の投稿者さんは、都会での生活を手放して田舎に移住をすることになりました。
『旦那が仕事で疲れ果てて退職し、田舎に移住しました。これが私たちには合ってたのかもしれないと思い始めています。「逃げるは恥だが役立つ」を実感しています』
投稿者さんの家庭では、旦那さんが肉体的にも精神的にもバランスを崩して退職。またお子さんも中学受験のプレッシャーで体調不良が続き、塾を辞めました。このままではいけないと感じた投稿者さんは、田舎への移住を決意。お子さんが学校に慣れるかが不安だったものの、田舎での暮らしを思いのほか楽しんでいるようです。また田舎では都会で得られなかったような近所づきあいをすることもできて、投稿者さんも「移住してよかった」と感じているのだそう。都会での生活を思い出してモヤモヤすることがありつつも、旦那さんやお子さんが笑顔で過ごしているのを見ていると「こういう人生もいいのかも……」と思い始めていることも話してくれました。
私も田舎に移住した人間だよ！
『私も投稿者さんと同じく、田舎に落ち着いた側の人間だよ。欲しかったメリットを噛み締めて生きる毎日。感謝しきり』
投稿者さんの話を聞いて、同じような境遇のママがコメントを寄せてくれました。こちらのママも「田舎に移住してよかった！」と感じているようですね。どこに住むかでそれぞれのメリット・デメリットがありますが、移住先のメリットが自分の希望とバッチリ合うのは幸せなことでしょう。
『うちの田舎は都会からのIターンだらけだよ。美容師さんにケーキ屋さん、ベーグル屋さんにキャンプ場、お花屋さん、飲食店……あげればキリがない。Iターンさんのおかげで田舎が華やかになったし、都心からの遊びに来る人も増えた。若い人が増えて子どもも増えたよ。結婚を機に都心から来た人も多いし、みんな表情がイキイキしてるよ』
最近はIターンやUターンなどで都会から田舎へと人が流れ込んでくることも。移住する人たち、受け入れる地域の人たちにとってWin-Winの関係になるのは素晴らしいことですよね。
子どもが大きくなったらどうするの？
さてこんな質問も寄せられたようですよ。
『子どもの将来のことはどう考えてるんだろう？ もともと田舎が地元の子なんかは、農耕地や広い土地を持ってたりして、いざとなったらなんとでもなるだろうけど……居住組ってどうするの？ 移住先にコネもないだろうし』
『子どもが高校くらいになったら「ここには大学も就職先もないし、結局都会に出るしかないのでは」って気づきそう。確かに子どもが小さいときにはいい環境だろうけど』
「子どもがもう少し成長したらどうするの？」と質問したママたち。進学先や就職先のことを考えての質問なのでしょう。田舎では都会よりも選択肢が少ないと考えられたのかもしれませんね。
『子どもが高校進学のタイミングで駅に近い所に引越しする移住組もいるんじゃない？ 別にみんながみんな永住するわけじゃないでしょ』
『うちは転勤族で最近都内から田舎に引っ越してきたよ。都内にいたら私立受験考える気持ちもわかるよ。周りに影響されるよね。でもそれだけが正解ではないし。逃げだとは思わないし、人生楽しんだもん勝ちっしょ』
子どもが都会に進学・就職したい場合、そうでない場合などいろいろあるでしょう。そのときの方針に合わせて、可能な選択をするのが良いのかもしれませんね。また都会に戻るのもいいでしょうし、その必要がなければ田舎にずっと住むという選択もよさそうです。
自分に合った場所を見つけられるのは、すごいことだよ
『人によるよね。投稿者さんの家族はそこがマッチしてた。それなら誰がなんと言おうと正解でしょう。そういうベストポジションを見つけるのは難しいんだよね……。みんな無理して都心にいたり、合わないのに田舎にいたりする。そんな人も多いよ』
『どこに住んでも100％は無理だから、"ほどほどに良い場所"を見つけてよかったね』
自分のベストポジションを見つけるのは、なかなか難しいことですよね……。ひょっとしたら「自分には意外な場所が合っていた」という人もいるかもしれません。投稿者さんが家族にピッタリな場所を見つけられたのはとても幸運なことだったのではないでしょうか。
都会から田舎に移住したことで、旦那さんもお子さんも元気になった投稿者さん。都会にやや未練はあるものの「移住してよかった」と思えるのは、家族に対する投稿者さんの愛情なのでしょう。投稿者さん自身も田舎での生活を気に入りつつあるのかもしれません。投稿者さん家族がこのままゆったりとした生活を送って、これからもずっと幸せに暮らせるといいですよね。
後編へ続く。
文・motte 編集・みやび イラスト・善哉あん
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