バイエルンがケイン獲得に自信深める…トッテナムはケインをフリーで失う可能性に直面

　バイエルンがトッテナム所属のイングランド代表FWハリー・ケイン獲得に自信を深めていると25日イギリスの『スカイ・スポーツ』が報じた。

　同メディアは、現在来日しているバイエルンに同行している特派員からの最新情報として、バイエルンの幹部がケイン獲得交渉のため、今週トッテナムのダニエル・レヴィ会長との会談を希望しているという。 ケインは契約を1年残しており来年夏までトッテナムに残ることに不満はないが、移籍金で合意に至る可能性がある場合、ケイン本人も前向きに移籍交渉のテーブルにつくと説明している。

　トッテナムはケインの放出を望んでいないとしつつ、クラブとの契約を延長していないケインが来季フリーでプレミアリーグのライバルに移籍する可能性を排除できないため、移籍金を1億ポンド（約180億円）に設定しバイエルンなど海外クラブとの交渉に応じる可能性があると分析している。 ケインが契約を延長してトッテナムでキャリアを終える可能性も残り、それがトッテナムの希望でもある。しかし、同メディアが得ている情報では現状その可能性は低く、バイエルンはケイン獲得を諦めない姿勢だという。

　来年フリーでケインをライバルに流出させる可能性を残すか、確実に移籍金を得たうえで海外クラブとの移籍交渉をまとめるか。ジレンマを抱えるトッテナムの決断に注目が集まる。