菊池雄星、6回1失点の好投で自己最多8勝目　チームもドジャース相手に勝ち越し

● ドジャース　1 − 8　ブルージェイズ ○
＜現地時間7月26日　ドジャー・スタジアム＞

　ブルージェイズの菊池雄星投手（32）は26日（日本時間27日）、敵地でのドジャース戦に先発登板。6回1失点の好投を見せ、キャリアハイ更新となるシーズン8勝目を手にした。

　この日は立ち上がりにいきなり連打を浴びて無死一・二塁のピンチを背負うも、後続を連続三振と内野ゴロに斬って無失点。先制点をもらった直後の2回裏も二死ながら満塁と大ピンチを迎えたが、フレディ・フリーマンを空振り三振に仕留めて2イニング連続で窮地を切り抜けた。

　その後も走者を背負いながらも粘る展開が続き、5回まで無失点投球。6−0で迎えた6回は二死三塁からジェームズ・アウトマンに適時打を許して失点を喫したものの、続くミゲル・ロハスをこの日8個目の三振に仕留めてお役御免。6回まで7安打を許し、四死球3つも粘りの投球で1失点と試合を作った。


　試合は8回にも2点を追加してダメを押したブルージェイズが8−1で快勝。菊池に今季8勝目（3敗）がついた。

　メジャー5年目の菊池にとってはマリナーズ時代の2021年に記録した7勝がこれまでの最高成績だったが、今季は7月中にキャリアハイの更新に成功。初めての2ケタ勝利到達にも期待がかかる。