F・トーレスが自身の移籍報道に不快感を示す「ジャーナリストによって名前が…」

バルセロナへの残留希望を口にしたF・トーレス [写真]=Getty Images

　バルセロナに所属するスペイン代表FWフェラン・トーレスが同クラブへの残留希望を口にした。27日、スペイン紙『アス』が伝えている。

　アメリカで開催中の『サッカー・チャンピオンズ・ツアー』に参加しているバルセロナ。22日に予定されていたユヴェントス戦は、バルセロナの相当数の選手がウイルス性胃腸炎に罹患したため急遽中止に。26日に行われたアーセナル戦では、激しい撃ち合いの末に3－5で敗戦を喫している。

　アーセナル戦で途中出場からチームの3点目を獲得したF・トーレスは、試合後のインタビューで「（クラブとの）契約はあるし、残るつもりだ」と、残留する意向を強調。一部メディアからは、クラブの放出リストに名前が挙がっていると報じられる同選手だが、「ジャーナリストによって名前が出されている」と報道を強く否定した。

　また、「僕はバルサでプレーする資格があり、僕について何を言われても関係ない」と周囲の雑音を気にしていないと主張。「昨年は多くのことを学んだし、その浮き沈みが今季に役立っている」と、リーグ戦33試合の出場で4ゴール2アシストと、不調に陥った2022－23シーズンから立ち直ることに自信をのぞかせた。

　現在23歳のF・トーレスは、バレンシアの下部組織出身で2017年にトップチームデビュー。2020年にはマンチェスター・Cに移籍を果たすと、2020－21シーズンのニューカッスル戦でクラブ史上3番目の若さでハットトリックを達成。2021年に5500万ユーロ（約85億円）＋ボーナス1000万ユーロ（約16億円）でバルセロナに加入したが、期待されたほどの成績を収めておらず、メディアからは今夏の放出候補として報じられていた。

F・トーレスが自身の移籍報道に不快感を示す「ジャーナリストによって名前が…」

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