久保建英、現役引退決断のダビド・シルバへ惜別の言葉「多くのことを学んだ」

　レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が、現役引退を発表した元スペイン代表MFダビド・シルバへ惜別のメッセージを送った。

　現在37歳のD・シルバはバレンシアの下部組織出身で、エイバルやセルタへの武者修行を経て2006－07シーズンにトップチームデビュー。その後4シーズンに渡って中心選手として活躍し、2010年夏にはマンチェスター・Cへの完全移籍加入を果たした。華麗なテクニックと卓越した戦術眼を武器に同クラブでも中盤の主軸に君臨し、在籍した約10年間で公式戦通算436試合出場77ゴール140アシストを記録。チームに数々のタイトルをもたらした。

　2020年夏にはレアル・ソシエダに完全移籍で加入し、11シーズンぶりのラ・リーガ復帰を果たす。加入初年度から主力として活躍し、在籍3年目の2022－23シーズンも公式戦34試合出場で3ゴール7アシストをマーク。久保と共に、ラ・リーガで4位終わったチームを牽引した。

　現行契約は今年6月末までとなっていたものの、今年5月に2024年6月30日まで延長したD・シルバだが、今月19日に左ひざに痛みを感じ、トレーニングを中断。MRI検査を受けた結果、前十字じん帯を損傷していることが判明し、長期離脱を余儀なくされることから、27日に現役を引退することを決断した。

　D・シルバの引退発表を受け、久保は自身の公式インスタグラムを更新。昨シーズンから共にプレーした同選手に向けてスペイン語で「昨シーズン、あなたと共有できたことは本当に光栄だった。ピッチ上で僕たちに魔法をかけてくれてありがとう。僕自身、あなたのそばで多くのことを学び、サッカー選手として成長することができました。魔法使いがいなくなるのは寂しいよ！」と惜別の言葉を綴った。

久保建英、現役引退決断のダビド・シルバへ惜別の言葉「多くのことを学んだ」

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