カブス、今季初の6連勝で5割復帰　鈴木誠也は無安打も1打点＆4戦連続得点

● カージナルス 3 − 10 カブス ○
＜現地時間7月27日　ブッシュ・スタジアム＞

　カブスの鈴木誠也外野手（28）が27日（日本時間28日）、敵地でのカージナルス戦に「5番・右翼」でフル出場。4打数無安打に終わったものの、打点と4試合連続となる得点を記録した。ベンチスタートだったカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手（25）の出番はなかった。

　カブス打線は初回、二死無走者で3番・ハップが空振りしたあとのフォロースルーが、昨季までチームメイトだった捕手・コントレラスのヘルメットを直撃。これでコントレラスは交代となった。直後にカージナルス先発・マイコラスがハップへ死球。これが報復行為とみなされマイコラスは退場処分となった。

　鈴木は急遽リリーフした2番手右腕・ハドソンと二死一、二塁の場面で対戦し四球で出塁。これで前日から4打席連続の四球出塁となった。その後、7番・モレルの2点適時二塁打で3点目となる生還。4試合連続となる得点を記録した。

　5点リードで迎えた4回第の3打席打席も一死一、三塁の好機でハドソンと対戦。3球目のシンカーに詰まらされた打球は遊ゴロとなったが、併殺崩れとなる間に三塁走者が生還。今季34打点目をマークした。

　この日は4打数無安打1打点、1死球1得点の結果で打率は.256。カブスは2戦連続の2ケタ得点で今季初の6連勝とし、今季通算51勝51敗で勝率を5割に戻した。