阪神が首位攻防初戦を制して首位奪還!「どこ出身か知ってます?」森下翔太の躍動に“先輩”もご満悦

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2023年07月29日 06:52  ベースボールキング

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ベースボールキング

阪神・森下翔太 (C) Kyodo News
◆ 「強く振って右へ」解説陣も絶賛

 阪神は28日、本拠地での広島戦に7−2で快勝。首位攻防第1ラウンドを制し、広島から首位の座を奪還した。

 相手は10連勝と勢いに乗って甲子園に乗り込んできた中、負けられない一戦で躍動したのがドラフト1位ルーキーの森下翔太だった。まずは初回、一死二塁のチャンスで追い込まれながらも変化球をセンター前に運び、先制の適時打を放つと、逆転された直後の3回裏も一死一・二塁から変化球をライトへと弾き返す一打。相手のミスが絡み、一気に走者が2人還って再びリードを奪った。

 さらに5回はレフトへ、6回二死満塁で迎えた第4打席ではライトへの2点適時打と右へ左へ4打席連続の安打。この日は5打数4安打3打点の躍動でチームの首位奪還に貢献した。


 28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した高木豊氏は「森下翔太、どこ出身か知ってます?」と中央大の後輩の大暴れにご満悦。「当てるのではなく、振り切って右方向に強い打球を打つことができる」と強みを挙げながら、躍動した後輩を称えた。

 森下の打撃については、同じく番組に出演した斎藤雅樹氏も「インサイドを強振できる印象があったんですが、外のボールもあれだけ振りに行って右方向に飛ばすことができる。それがすごいですよね」と語り、真中満氏も「インコースの厳しいボールを粘って、外の変化球をしっかりとライトに打ち返しましたね。レベルが上がってきているなという感じがする」と熱い視線を送る。

 今季は42試合に出場して打率.218となっているものの、この7月は16試合の出場で月間打率.281と上り調子。今季20打点のうち13打点はこの7月に挙げたものとなっている。

 これには高木豊氏も「数字を見たら得点圏打率.289となっているんですが、このところの活躍を見るともっと高いような気がしますよね。本当に勝負強い」と“ここぞの場面”での活躍を強調。今後もチャンスの場面ではより一層注目したい。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』



【動画】真夏の甲子園、首位攻防第1ラウンド!/7月28日:阪神−広島のハイライト
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