腸と肌がキレイになる！桃の効果的な食べ方2つ

ちょうど美味しい時期を迎えている、夏から秋が旬の「桃」。実は腸活や美肌に効果的であることを、ご存じでしょうか？

ベジ活アドバイザーの筆者が、腸活＆美肌ケアに役立つ「桃の効果的な食べ方」をご紹介します。

■腸活や美肌ケアに！桃の栄養

桃は「水溶性食物繊維」が豊富な食材。腸内細菌のエサになって善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きがあります。

腸のぜん動運動を促す「不溶性食物繊維」も豊富に含まれているので、便秘改善の手助けにもなるでしょう。

さらに、強い抗酸化作用をもつ「ビタミンE」と「ビタミンC」が含まれるため、美肌効果が期待できます。

ビタミンEは血行促進作用もあるため、皮膚の新陳代謝を高めてメラニンの排出を助ける効果や、肌表面でうるおいを保つ「バリア機能」の安定にも役立ちます。

■腸活と美肌に役立つ◎桃の食べ方2つ

(1)桃とヨーグルトのスムージー

「桃を切ったら固かった」という経験はありませんか？　そんな時は、ヨーグルトと合わせてスムージーにしましょう。

甘さが足りない場合は、「オリゴ糖」が含まれているはちみつを加えてみてください。発酵食品と食物繊維、オリゴ糖は、腸内環境を整えるベストな組み合わせです。

材料（1人分）

・桃　1個

・ヨーグルト　50〜100ml

・はちみつ　適宜

作り方

（1）桃は皮をむいて種をとり、適当な大きさに切ります。

（2）材料全てをミキサーに入れて、滑らかになるまで攪拌したら完成です。

(2)桃とモッツァレラチーズのサラダ

モッツァレラチーズは腸内環境を整える発酵食品であり、食物繊維が豊富な桃と一緒にサラダにすると、さらに腸内環境を整える効果が期待できます。

また、トマトやバジルなどの野菜は、桃やモッツァレラチーズと相性が抜群。トマトやバジルを加えることで、高い抗酸化作用をもつ「β‐カロテン（ビタミンA）」「ビタミンC」「ビタミンE」を摂ることができますよ。

材料（2〜3人分）

・桃　1個

・モッツァレラチーズ（大）

・ミニトマト　適宜

・バジル　適宜

・オリーブオイル　適宜

・塩　適宜

・酢　適宜

・黒コショウ　適宜

作り方

（1）桃は皮をむいて種をとり、くし形に切ります。モッツァレラチーズは桃と同じ大きさに切るか、手でちぎります。

（2）ミニトマトのへたをとり、4分の1サイズに切ります。

（3）彩りを見ながら、桃、モッツァレラチーズ、ミニトマト、バジルを器に盛り付けます。

（4）最後に適量のオリーブオイル、塩、酢をまわしかけ、黒コショウを散らしたら完成です。

そのまま食べても美味しい「桃」ですが、簡単なアレンジを加えるだけで、さらに腸活や美肌効果が期待できます。旬の桃をさまざまな食べ方で楽しみながら、日々の健康や美容に活かしていきましょう。

（ベジ活アドバイザー　生井　理恵）

動画・画像が表示されない場合はこちら