バイエルン、ケイン獲得へクラブ史上最高額を準備か…トッテナムの要求額とは隔たり?

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2023年08月01日 10:11  サッカーキング

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バイエルンが獲得を狙うケイン [写真]=Getty Images
 バイエルンが、トッテナム所属のイングランド代表FWハリー・ケイン獲得に向けた動きを継続しているようだ。7月31日、『アスレティック』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。

 今夏の移籍市場でストライカーの補強を熱望しているバイエルンは、かねてからケインの動向を注視。既に複数回に渡って正式な獲得オファーを提示したものの、いずれもトッテナムに拒否されたことが報じられている。しかし、同選手との現行契約が2024年6月末までとなっているトッテナムは、来夏のフリー放出および国内のライバルクラブへの移籍をなんとしても阻止したいと考えているとのこと。こうした状況を受け、バイエルンは依然として今夏の獲得を諦めていないようだ。

 今回の報道によると、現地時間7月31日月曜日に、バイエルンの関係者がロンドンを訪れ、トッテナム側の関係者との会談に臨んだという。両クラブの関係者は昼食をとりながらケインの去就について話し合ったとのことで、会談は午後まで続いたようだ。しかし、両クラブの評価額には依然として2000万ポンド(約36億円)程度の差があると報じられている。

 現時点でバイエルン側は、ケイン獲得に向けて9000万ユーロ(約140億円)の固定費に1000万ユーロ(約16億円)の追加料金を合わせた総額1億ユーロ(約156億円)を支払う用意があるという。この金額は、2019年夏にフランス代表DFリュカ・エルナンデス(現:パリ・サンジェルマン)を獲得する際に費やした8000万ユーロ(約125億円)を上回るクラブ史上最高額となる。一方のトッテナム側は、“絶対的エース”の移籍金として最低1億ポンド(約183億円)を要求しており、買い戻しオプションの付帯も望んでいるようだ。

 現地時間7月31日の朝には、バイエルンのヤン・クリスティアン・ドレーセンCEO(最高経営責任者)とマルコ・ネッペTD(テクニカルディレクター)が、ロンドンでの交渉に向かうためミュンヘンの空港に到着した模様。クラブ間での交渉は今後も引き続き行われる見込みだ。

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