障がいを持つアーティストの才能を世間に発信、オンワード商事がBtoB向け新サービスをスタート

　オンワード商事が、障がいを持つアーティストの作品を企画提案し、活動の認知拡大と支援を目指すBtoB向け新サービス「ココロフル（COCOLORFUL）」を開始した。第1弾として、20作品がキヤノンマーケティングジャパンが展開するインクジェットプリンター用ハガキ作成アプリ「PIXUS はがきクリエイター」の暑中見舞いデザインに採用され、8月1日から運用されている。

　同社は、約60年間にわたり法人向けユニフォームやプロモーショングッズ、ウェア、ジュエリーなどを展開。その知見とネットワークを活かし「作品を披露する機会の少ない、 障がいを持つアーティストたちが能力を発揮できる場を作る」ことを目的としてサービスを開始した。現在同サービスには、アスペルガーを持つ田村健や双極性障がいと診断されたTsuttoooooonなど7人のアーティストが参画している。
　ココロフルの企画発案者のオンワード商事 吉丸恵美は「ココロフルは、障がいを持つアーティストの才能を社会に発信し、より多くの方々に知っていただくことを目指している。今後も様々な企業と連携を進め、参画するアーティストの作品がより多くの人々に親しまれることを願っている」と綴った。