みるみるうまくなる9マス美文字練習帳 第2回 左利きの方にオススメの美文字のコツ

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2023年08月03日 11:01  マイナビニュース

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手紙や書類、署名など、文字がきれいに書けると楽しいものです。「字が上手になる」と話題の「9マス美文字」を実践できる、『みるみるうまくなる9マス美文字練習帳』(著・根岸和美、あさ出版刊)より、美文字を書くコツをご紹介します。



後編は、「左利きの方にオススメの美文字のコツ」です。

○左利きの方にオススメの美文字のコツ


私たちが普段使っている文字の原型は、古代中国で生まれました。その後、発達を重ね、一般的に使われるようになった「漢字」は、構造的に「右利き」の人が書きやすい形、書き順となりました。後につくられた「かな」も同様です。「左利き」の人が書きにくいのは当然でしょう。



実は、我が師(著者の根岸氏の書の師匠)・中島司有先生は生来の左利きだったそうです。しかしながら、鍛錬を重ねることで後に天皇陛下の祐筆(ゆうひつ)をお務めになるほどの書道家となられました。



また、多くの門下生が九宮格学習によって左利きゆえの書きづらさを克服し、上達されています。



「左利き」で字がうまく書けないと悩んでいる方は、この9マスでの美文字練習がオススメです。



練習をすすめていただくにあたり、3つのコツがあります。



実際に書道教室等で指導する中で効果的だった「左利きの方が書きづらさを感じない3つのコツ」を、ぜひお試しください。


○【1】文字の横画を書く時、ペンを心持ち右に傾けて紙面との摩擦を少なくする



右に傾けることで手に余分な力が入らず、「押し書き」になりがちな横画をなめらかな線で書くことができます。

○【2】文字の1画1画について、スタート地点、ゴール地点を9マスで理解する



9マスを活用して文字の形を理解することで「右上がりの度合い」ではなく、線を引くことに意識を向けることができるため、結果として右上がりになります。

○【3】ペンを心持ち右に傾けた状態で円や螺旋(らせん)を書く練習を何度もする



「の」などの曲線や「ハライ」や「ハネ」が書きにくいという声をよく聞きますが、右のようなペンの試し書きの際に描く円や螺旋を何度も描くことで手の可動域が広がり、苦にならなくなります。

○『みるみるうまくなる9マス美文字練習帳』(著・根岸和美、あさ出版刊)


9マスを使うことによって、点の位置、線の長さがより具体的に理解でき、文字バランスがカンタンに整う!!

普段よく使う、ひらがな、カタカナ、漢字、ビジネス用語の書き方を多数紹介しているほか、

心をポジティブにする名言​も掲載。

「見て、なぞって、書いてみる」だけでみるみるうまくなるのが実感できます。

これまでになかった、上手に文字を書くコツやセンスが身につく1冊です。


著者:根岸和美

出版年月日:2023年5月23日

ISBN:9784866674278

定価:1,430円

Amazonでの購入はこちらから『みるみるうまくなる9マス美文字練習帳』(根岸和美)

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