ブライトンFWウンダヴ、シュトゥットガルトへのレンタル移籍が決定！

　ブライトンは2日、ドイツ人FWデニズ・ウンダヴがシュトゥットガルトにレンタル移籍することを発表した。

　移籍期間は2023−24シーズンまでで、シュトゥットガルトでの背番号は「26」に決定した。なお、正式には明らかになっていないが、ドイツメディア『スカイスポーツ』などでは契約に買い取りオプションも付随していることが伝えられている。

　現在27歳のウンダヴはブレーメンの下部組織に在籍していたこともあるが、同クラブのトップチーム昇格は叶わず、ドイツの下部クラブを渡り歩いてきた。2020年夏にメッペンからユニオン・サン・ジロワーズに加入すると、2020−21シーズンのベルギー2部リーグで26試合17ゴールを挙げ、クラブの昇格に貢献した。

　2022年1月にブライトンへの完全移籍が決定したものの、同シーズンはレンタル移籍でそのままユニオンSGでのプレーを続け、同年夏に日本代表MF三笘薫とともにブライトンに合流した。2022−23シーズンは公式戦30試合出場で8ゴール1アシストを記録したものの、途中出場となることが多く定位置を確保するには至らなかった。

　ウンダヴのレンタル移籍を受け、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督はクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。

「少し残念ではあるが、デニズを放出してプレーさせることにした。昨年、彼は私たちの目標を達成する上で重要な役割を果たしたが、彼はそのチャンスに値している。私たちは彼のシュトゥットガルトでの成功を祈っており、シーズンの終わりに彼を再び迎えることを楽しみにしている」

　また、移籍が決定したウンダヴはシュトゥットガルトのクラブ公式サイトで以下のように意気込みを語っている。

「ブンデスリーガでプレーすることができて大満足だ。シュトゥットガルトは僕と契約するために多大な努力をしてくれたので、すぐにここに来たいと思った。コーチとの話し合いはとても良かったし、チームと一緒にスタートするのを楽しみにしている」