カブス、レッズに3連勝し地区首位と2.5差　鈴木誠也は直近3戦で2度目の欠場

○ カブス 5 − 3 レッズ ●
＜現地時間8月3日　リグリー・フィールド＞

　カブスはポストシーズン進出を争うレッズに3連勝。貯金は「3」となり、レッズと入れ替わりナ・リーグ中地区首位に浮上したブリュワーズとのゲーム差は2.5となった。ベンチスタートだった鈴木誠也外野手（28）は出番なし。直近3試合で2度目の欠場となった。

　カブス打線は1−1の同点で迎えた3回、新天地で華麗な復活を果たした4番・ベリンジャーの右前適時打で勝ち越しに成功。その後、2つの押し出し四球で労せず2点を加えた。1点差に詰め寄られた8回は、8番・ゴームズの右犠飛で貴重な追加点。投手陣は4投手による継投でレッズ打線を3点に抑えた。

　前日の試合で9号ソロを含む2安打2打点をマークした鈴木は、スタメンを外れ最後まで出番なし。カブスは今夏のトレードで獲得した野手がさっそくチームにフィットしており、6月以降調子を落とし、ここまで打率.251、9本塁打、37打点、OPS.723と苦しむ鈴木は、しばらくは左投手先発時の限定的な起用がメインになると見られている。