ママスタ前回からの続き。実家の近くに住んでいる投稿者さん。小2のわが子を連れて実家に行くことが時折ありますが、どうやらあまり歓迎はされないのだそう。それどころか「疲れるから来ないで」「なんで来たの？」とあからさまに嫌がられることも……。しかも実の娘である投稿者さんに言うならばまだしも、まだ幼いわが子に直接言うのだそうです。これでは投稿者さんもお子さんも戸惑ってしまうのは当然でしょう。投稿者さんは「子どもはまだ小さいからよくわかってないと思う」と発言していますが、お子さんはすでに小2。自分に向けられている悪意や拒否感には気づく年齢ではないでしょうか……。
うちの実母、もともとドライな人なんです
投稿者さんのエピソードを聞いて、ママたちからは「もう実家には行かないほうがいいよ」とのアドバイスも飛び出しました。しかし投稿者さんはこれには釈明のコメントを寄せたようです。
『子どもが美容院に行って「髪を切ったからおばあちゃんに見せて帰りたい」と言ったから寄ったんです。そしたら「なんで来たの？」って……。子どもが生まれる前から、孫にドライな祖母でいたいっていうのは聞いていました。孫がしょっちゅう遊びに来てる人に「いつも孫の相手してて疲れないの？ 私には無理だわ」って言ってたし……』
どうやら投稿者さんは、わが子が「髪を切ったからおばあちゃんに見せたい」と言ったことから、実家に寄ることにしたのだそう。「なんで来たの？」というのは、ふらりと立ち寄ったときに言われたひと言のようですね。お母さんはもともと「孫はいつでも大歓迎！」というタイプではありません。むしろ「孫が来ると疲れるから嫌」とも公言していました。
歓迎されないアポなし訪問はNGでしょ
投稿者さんの話を聞いて、ママたちはやや困惑顔のようで……？
『もともと「来るな」って言われてるのに押しかけたの？ いきなり行くんじゃなくて、美容院の帰りに「少し寄っていい？」ってちゃんと連絡してる？ アポなし突撃だと迷惑だと思うよ』
『そんなタイプの親なら、いきなりの訪問はやめておいた方がいいよね。会いたいときは事前にアポ取って、日程合わせてからにしよう。実家相手でもそれなりの気の遣いかたがあるかもね。予定を確認して調整して、お互いのことを配慮したうえで会えばいいだけじゃないのかな』
そもそもお母さんが「孫が大好き！ いつでも歓迎！」というタイプでないのであれば、頻繁な訪問は避けたほうがいいですよね。しかも「髪を切ったから見てほしい」という事前の約束なしの訪問では、お母さんが戸惑うのも無理はないかもしれません。今回のようなことが何度も続いたら、お母さんが「来ないで」というのも致し方ないのでは……と考えられたのでしょう。
わが子でも疲れるもんね……
『自分の子どもでもずっと一緒にいると「結構シンドイな」って思うときもある。ましてや孫なら余計に気を回したり、疲れちゃうかもね』
『母である私たちだって、毎日長い時間子どもと一緒にいると疲れることもあるし、「うるさいな」と思うこともある。親世代の人たちが疲れないわけないよね』
ママなら誰しも、育児をしていて「疲れた……」と感じたことがあると言っても過言ではないでしょう。それほどまでに、小さい子どもの面倒を見るというのは大変なものですよね。ママたちでさえ体力の限界を感じるときもあるのですから、自分たちの親世代ならばもっと疲れるのは当然とも言えるでしょう。
仲良くするコツは、"会いすぎないこと"
『投稿者さんは単純に実家への訪問頻度が高過ぎるんじゃない？ 実家もお互い良い顔できるのは3日ぐらい。それ以上長居されたら、両親も疲れてくる。愚痴も出るしケンカにもなる』
『親も親で生活があり疲れてるときもあるのに、突然人が押しかけてくるって嫌じゃない？ 親の都合を確認してから行くべきだと思う。お母さん本当に迷惑なんじゃないかな。いい距離を見つけなきゃ』
『「寂しいなぁ、もう少し会いたかったなぁ」というくらいの頻度がお互いちょうどいいよ。孫も娘も元気で、たまーに会うくらいがいい』
ママたち曰く、頻繁に訪問したり一緒にいる時間が長すぎたりすると、お互いの関係にヒビを入れてしまうこともあるとのこと。別れたあとに「もうちょっと長くいたかったなあ」「また早く会いたいなあ」と思うくらいがちょうどいいのかもしれませんね。ちょうどいい距離を見つければ、お互いに気持ちのいい関係を保てそうです。
実の母親から「来ないで」と拒否されてしまった投稿者さん。しかしアポなし訪問や頻繁な訪問を繰り返していたならば、お母さんの言葉にも頷けるのではないでしょうか。物理的にも心理的にもあまり距離を詰めすぎないほうが、お互いに傷つけあわずにすむかもしれませんね。投稿者さんがもしこれからもお母さんと仲良くしたいと考えるのであれば、少し距離感を考え直してみてもいいでしょう。
文・motte 編集・みやび イラスト・マメ美
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