湘南が大橋の強烈ミドル弾で約4カ月ぶりの白星！　暫定ながら降格圏を脱する

　明治安田生命J1リーグ第22節が5日に開催され、レモンガススタジアム平塚では湘南ベルマーレとサンフレッチェ広島が対戦した。

　現在最下位の湘南は、清水エスパルスから加入したFWディサロ燦シルヴァーノ、鹿島アントラーズから加入したDFキム・ミンテが先発。一方の広島は、セレッソ大阪から加入した下部組織出身のFW 加藤陸次樹がスタメンに名を連ねた。

　15試合勝利がない湘南と、5試合未勝利の広島。勝ち点3が欲しい両チームの一戦は、スコアレスのまま後半へ。すると後半開始早々の47分、ディサロが左サイドの相手陣内中央付近から中にボールを入れ、それを受けた小野瀬康介がダイレクトで縦にパスを送る。そのボールに反応した大橋祐紀が寄せてきたDFをトラップでかわし、ペナルティエリア手前から右足を一閃。スピードに乗ったボールはGKの手をかすめながらゴールネットを揺らし、ホームの湘南が先制に成功した。

　その後、両チームともにゴールに迫る場面を作るもゴールは生まれず、1−0で勝利した湘南が4月1日以来16試合ぶりの白星を手にし、暫定ながら降格圏を脱出。16位まで順位を上げている。

【スコア】
湘南ベルマーレ　1−0　サンフレッチェ広島

【得点者】
1−0　47分　大橋祐紀（湘南）