なでしこジャパンの宮澤ひなたが今大会5得点目！　澤穂希さんに並ぶW杯最多タイ記録にも「もっともっと得点がほしい」

　なでしこジャパン（日本女子代表）は5日、『FIFA女子ワールドカップオーストラリア＆ニュージーランド2023』のラウンド16でノルウェー女子代表と対戦し、3−1で勝利。試合後、今大会5得点目を記録したMF宮澤ひなたが記者会見に出席し、その喜びを口にした。

　W杯での5得点は、2011年大会の澤穂希さんに並ぶ最多タイ記録となるが、そのことについて問われた宮澤は「素直に嬉しいですし、まさかここまでというところはありますけど、チーム皆んなのおかげで取れた点なので、ここまで来たからにはもっともっと得点がほしいですし、少しでも自分のプレーでチームのために、何か力になれたらと思います」とコメント。レジェンドに並ぶ快挙を喜びつつ、さらなる活躍を誓った

　準々決勝となる次戦の対戦相手は、スウェーデンとアメリカという優勝候補になるが、宮澤は「どこが来ても、しっかり自分たちは良い準備をして、目の前の相手に勝つだけだと思います。そのために良い準備をしていきたいと思っていますが、ここまでチームとして積み上げたものを、目の前の試合で出し切ることは次の試合もやっていきたいですし、また次も試合が終わって、みんなで笑い合えたらと思います」と、次戦を見据えた。

　ベスト4進出を懸けた一戦は、日本時間11日の16：30にキックオフを迎える。