マンUが逸材FWホイルンド獲得を発表！　移籍金約130億円「子供の頃からファンだった」

　マンチェスター・Uは5日、アタランタからデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドが完全移籍で加入することを発表した。同日に本拠地『オールド・トラッフォード』にて行われた親善試合のRCランス戦では、ファンへのお披露目が行われた。

　契約期間は2028年6月30日までの5年間。イギリスメディア『BBC』によると、アタランタに対して支払われる移籍金は7200万ポンド（約130億円）となる。マンチェスター・Uにとっては、イングランド代表MFメイソン・マウント（チェルシーから加入）、元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ（インテルから加入）に続き、今夏3人目の補強となる。
　
　現在20歳のホイルンドは、身長191cmの左利きセンターフォワード。コペンハーゲン、シュトゥルム・グラーツ（オーストリア）を経て、昨年夏にアタランタに完全移籍で加入した。程なくしてスタメンに定着し、2022−23シーズンは公式戦通算32試合の出場で10ゴール4アシストを記録した。また、昨年9月にはデンマーク代表デビューも飾り、ここまで国際Aマッチ通算6試合の出場で6ゴールを挙げている。

　ホイルンドは移籍決定に際し、マンチェスター・Uのクラブ公式サイトを通じてコメント。次のように意気込みを示した。

「子供の頃からこの偉大なクラブのファンだったことは隠すまでもないよ。マンチェスター・Uの選手としてオールド・トラッフォードでプレーすることを夢見ていた。その夢を現実にするこの機会に、信じられないほど興奮しているし、クラブが僕に示してくれた信頼に応えたい。まだキャリアは浅いけれど、ワールドクラスの選手たちと一緒にプレーする準備はできている」

「（エリック・テン・ハフ）監督と話した時点で、ここの環境は僕の成長に最適だと思った。世界でもトップクラスのコーチたちと一緒に仕事ができることを嬉しく思っている。彼の指導とサポートの下、この特別なクラブで、新しいチームメイトとともに大きなことを成し遂げられると確信している」