南アフリカ、ヨハネスブルグで信号が動いていない交差点にやってきたパフォーマー。彼らは「地域社会を助けたい」として活動している(画像は『News24 2023年7月28日公開 YouTube「WATCH | When Johannesburg’s robots are out電力不足が続く南アフリカでは、計画停電が一日に数回行われる。一回の計画停電は2時間から4時間半ほどかかり、その間は主要な信号機以外には電力が供給されない。渋滞が予想される交差点では交通警察官が交通整理をするが、交通警察官のいない場所に全身シルバーのパフォーマーが登場し、市民を助けてくれると話題になっている。南アフリカのニュースメディア『News24』などが伝えた。
ニュースメディア『News24』が彼らを取材した時、3人のシルバーロボットはヨハネスブルグのハイド・パーク・コーナー(the Hyde Park Corner)にある交通量の多い交差点で交通整理をしていた。シルバーロボットの一人、ムプマランガ州出身のマシンガさんは、2006年からパフォーマーとして生計を立てている。電気技師見習いでもあるが、その仕事がない時間はシルバーロボットとして交通整理をしているという。マシンガさんは以前、信号が動いていない時に交差点で喧嘩している人を度々見ており、「自分がここで交通整理をすればいい」と思ったそうだ。彼は「ケンカや怒鳴り声も何もない。みんなが安全であること、それが私の一番の望みです」と述べている。
画像は『News24 2023年7月28日公開 YouTube「WATCH | When Johannesburg’s robots are out, these robots keep traffic flowing」』のサムネイル、『News24 2023年7月27日付「WATCH | When Joburg’s robots are out, these robots keep the traffic moving」(William Brederode)』のスクリーンショット (TechinsightJapan編集部 FLYNN)