義理の家族に関する悩みを持つママもいるのではないでしょうか。ママスタコミュニティには先日「義理家族との旅行」というタイトルで投稿がありました。投稿者さんは義理の両親、義理の兄妹たちとの旅行が苦痛だと悩んでいます。
『年1、2回。断らなければ同室です。同室でなくても気疲れして楽しめない。時間もお金も十分にない中で、義家族との旅行に有休を取ってお金を払ってまで行きたくない。自分の家族だけ、私の実家との旅行はありません。「次に義家族と旅行に行く前に、私たち家族と実家との旅行を実現させて」と夫に言ってあったのですが、また義家族との旅行話が持ち上がっています。仕事、子どもの熱、感染症、金銭的負担以外でどのように断っていますか？』旅行をし始めた当初は問題はなかったものの、投稿者さんが意見を言わなければ義父など男性陣と同室に泊まらせられることになっていったそう。投稿者さんが別室を希望すると「わがまま」と言われたとのこと。そもそも他のママたちは義理の家族と旅行することがあるのかどうか、そしてどのように断ればいいのかと尋ねていました。
義理の家族と旅行に行くママ、行かないママ
『キャンプやスキーに行く泊まりは年5回くらい。義弟夫婦と義母と。ちなみに自分の姉家族との旅行に夫は付き合ってくれる。私は義家族が嫌いじゃないから』
『うちも孫を入れて10人超の一族旅行が年に1回ある。費用はすべて義親が出すけど本当に行きたくない』
『苦痛だよね。毎年旅行が原因で夫と喧嘩してた。今は高齢なので旅行はなくなったけど』
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『結婚して16年目だけど義理親と旅行なんて一度も行ったことない』義理の家族と一緒に旅行をするママもいれば、旅行なんてしたことがないというママまで、さまざまなケースがあることがわかった今回の投稿。義理家族と旅行をしたことがないママからすると、他の家庭は行くこともあるのかと不思議に思うかもしれませんね。掘り下げてみると、一部のママたちにとっての義理家族との旅行は嫌なものではない様子。義両親が嫌いではないから苦痛ではない、ママの実家との旅行に旦那さんが付き合ってくれるからお互い様として行っている、といったケースがあるようです。一方で義両親がお金をすべて出してくれているけれども、行きたくないという思いを抱えているママもいました。
旅行に行くのはいいけど、義理の家族とお風呂は困る？
義理の家族との旅行でママたちが嫌な思いをする理由はいろいろと考えられそうです。旅行そのもの以上にお風呂や着替えが嫌だというコメントがありました。
『旦那や子どもが間にいる食事や移動はいいけどお風呂が嫌だったな』
『温泉旅行へ誘われるのが嫌。義母も義妹もナイスボディだし、体に自信があるのかしつこく「一緒に入浴しよう」と誘う。こっちはまな板レーズンだし毛もボーボー。義妹なんか全身ツルツルで見せつけてる感じがする』温泉旅行では義母や義理の姉妹と一緒に女湯に入る流れになりがちではないでしょうか。自分の体を見られるのはもちろん、義母や義理の姉妹の体を見ることにストレスを抱くママもいるようです。「同じ立場だったら私も嫌！」と思ってしまうママもいそうですね。
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投稿者さんの旦那は配慮が足りないような……
旦那さんが投稿者さんの気持ちを汲んでいないことを問題視している声が出ていました。
『気疲れすることを旦那さんは知ってるの？ 今度から旦那さんだけか旦那さんと子ども達で行かせたらいいんじゃない？』
『一度あなたのご両親と旅行に行って同室にしてみたら？ 少しは気持ちわかるんじゃないのかな』
『問題は義実家との旅行ではなく配慮や思いやりのない旦那さんじゃない？』投稿者さんのケースでは、義理の家族との旅行が定期的になりつつあるため断りにくい雰囲気になっているのかもしれません。しかし投稿者さんが旅行を嫌だと感じていることはせめて旦那さんとは共有しておきたいもの。ママたちからも「投稿者さんが行きたくないことを旦那さんから義理の家族に伝えてもらえば？」というコメントがありました。
またどうしても義理の家族が旅行をしたいというのであれば、旦那さんとお子さんだけが行く選択肢もあるでしょう。義理の両親は自分の息子と孫と一緒に行ければそれで満足してくれるかもしれません。さらには旦那さんに投稿者さんの気持ちを理解してもらうため、投稿者さんの実家との旅行を実現するのも効果的かもしれませんね。
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嫌われるかもしれないけど、思い切って断るしかないかも
今回の投稿でママたちから支持されていたのは「行きたくないとハッキリ言って断ろう！」という案でした。義理の家族だとしても旦那さん以外の男性と同室というのはおかしいという声が出ています。しかしその点に関して旦那さんが対処してくれない事情を見ると、投稿者さんの気持ちに旦那さんが気付いていないか、投稿者さんも意思表示をし切れていないのかもしれません。
『「私が行きたくないから行かない！」でいい。理由を作ると打開案を出してくるし。「しんどいし、疲れるねん。私が嫌やねん。どうせ有休を取ってお金を使って旅行するなら実家の家族と行きたいわ」と私なら言います』
『悪者になって嫌われたほうが楽だよ』
『いい嫁キャンペーン辞めると楽になるよ』義理の家族との旅行に参加している投稿者さんは、義理の家族にとっても旦那さんにとっても「いい嫁」と映っていそうです。投稿者さんはママたちに旅行を断るいい理由を尋ねていました。しかし投稿者さんがどうしても行きたくないのであれば、「行きたくない」と旦那さんもしくは義理の家族に対して伝えるしかないと考えるママたちがいました。
義実家に対してママが旅行の拒否を伝えるのはハードルが高そうです。しかし毎年のように続くイベントの場合、ずっと我慢をし続けるのも辛いもの。「嫌なものは嫌だとしっかり伝える」と、気持ちを強く持って行動するしかないのかもしれませんね。
文・AKI 編集・ササミネ イラスト・加藤みちか
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