そうやって、私はいつも「大丈夫」と言っていました。いつしかその「大丈夫」は、まるで自分自身を縛る「呪文」のようになっていました。
母のことは大好きでしたし、仲も良かったと思います。けれどお互いどこか遠慮しながら接していた気もします。本当は母にもっと自分の本音をぶつけることができれば良かったのかもしれません。でも私にはそれができませんでした。母が最期を迎えようとしている今、私は“本当は言いたかったこと”を伝えようと思っています。
【後編】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・今淵凛
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