長谷部誠フル出場のフランクフルトが大勝…堂安律や田中碧も先発でプレー／ポカール1回戦

　DFBポカール1回戦が13日に各地で開催された。

　デュッセルドルフは4部相当のイラーティッセンと激突。田中碧とアペルカンプ真大が先発した一戦では、開始早々にオウンゴールでデュッセルドルフが先制すると、その直後にはアペルカンプが右ポスト直撃のボレーシュートを放った。デュッセルドルフが1点リードで迎えた15分過ぎには悪天候により試合が一時中断となるアクシデントに見舞われる。その後、両チーム1点を加えて後半に突入。80分からは内野貴史もピッチに立った。後半アディショナルタイムには追加点を挙げ、3−1で白星を飾っている。

　長谷部誠が所属しているフランクフルトは4部相当のロコモティヴェ・ライプツィヒと対戦した。試合は37分にペナルティエリア内で強引に前を向いたランダル・コロ・ムアニが角度のない位置から右足シュートをねじ込み、フランクフルトが先手を取る。1点リードで折り返した後半、57分にイェスパー・リンドストロムが左サイドを破ると、マイナスへの折り返しをマリオ・ゲッツェが流し込み、リードを広げた。その後はフランクフルトが圧巻のゴールショーを披露。終わってみれば7点を奪って大勝を飾った。長谷部誠はフル出場で勝利に貢献している。

　フライブルクは同じ地域に本拠地を構える5部相当のオーベラッハーンとの“ダービー”に臨んだ。フライブルクは立ち上がりにセットプレーでネットを揺らされたものの、オフサイドのためゴールは取り消しに。その後もオーベラッハーンにポスト直撃の一撃を放たれるなどヒヤヒヤする展開となったが、60分にクリスティアン・ギュンターの強烈なミドルシュートで先制に成功。77分には相手のビルドアップが乱れたところを逃さず、ロランド・シャライが追加点を記録。試合はこのままタイムアップを迎えている。スタメン出場した堂安律は82分までプレーした。

　前日に行われた試合を含めたDFBポカール1回戦の結果一覧は下記の通り。

■DFBポカール1回戦
▼12日
ザントハウゼン　3−3（PK：4−2）　ハノーファー
ザールブリュッケン　2−1　カールスルーエ
ベルゼンブリュック　0−7　ボルシアMG
ブラウンシュヴァイク　1−3　シャルケ
TSGバーリンゲン　0−4　シュトゥットガルト
イェーナ　0−5　ヘルタ・ベルリン
デルメンホルスト　0−5　ザンクト・パウリ
オーバーノイランド　1−9　ニュルンベルク
ショット・マインツ　1−6　ドルトムント
ヴィクトリア・ケルン　3−2　ブレーメン
オッテンセン1905　0−8　レヴァークーゼン
ギュータースロー　0−2　ホルシュタイン・キール
ハレッシャー　0−1　グロイター・フュルト
エルフェアスベルク　0−1　マインツ
ビーレフェルト　2−2（PK：4−1）　ボーフム

▼13日
ロストッカー　0−8　ハイデンハイム
RWエッセン　3−4　ハンブルガーSV
イラーティッセン　1−3　デュッセルドルフ
TuSマッカビ　0−6　ヴォルフスブルク
コブレンツ　0−5　カイザースラウンテルン
ウンターハヒンク　2−0　アウクスブルク
ロコモティヴェ・ライプツィヒ　0−7　フランクフルト
オーベラッハーン　0−2　フライブルク
コットブス　0−3　パーダーボルン
ヴァルドルフ　0−3　ウニオン・ベルリン
FSVフランクフルト　1−0　ハンザ・ロストック