初陣は勝利ならずも…ポステコグルー監督は内容に一定の手応え「良い出発点だった」

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2023年08月14日 19:19  サッカーキング

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今季からトッテナムを率いるポステコグルー監督 [写真]=Getty Images
 トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、プレミアリーグ開幕節を振り返った。13日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 プレミアリーグ第1節が現地時間13日に行われ、トッテナムは敵地でブレントフォードと対戦した。11分にジェームズ・マディソンのFKからクリスティアン・ロメロの強烈なヘディングシュートで先制したアウェイチームだったが、26分と36分の失点で逆転を許す。それでも、前半アディショナルタイムにエメルソン・ロイヤルの狙い澄ましたミドルシュートで同点に。その後は互いにゴールネットを揺らすことができず、試合は2−2で終了した。

 ボール保持率やシュート数でホームチームを上回りながらも、ドローという形で開幕節を終えたトッテナム。この試合がプレミアリーグ初陣となったポステコグルー監督は「これはシーズン最初の試合だ。今日の我々が何をしたとしても、これから改善していくことは分かっているし、実際に改善していかなければならない。しかし、良い出発点だったと思っているよ」とコメント。その上で試合内容を次のように振り返った。

「全体として選手たちの働きには満足しているし、彼らは全力を尽くしていた。前半には様々なことが起きたので、平静を失い、頭を下げてしまっても不思議ではなかったが、彼らは本当にうまく対処したと思う。後半は試合を上手くコントロールできたが、ファイナルサードでの脅威と創造性が欠けていた。しかし、全体的には良いパフォーマンスだったと思う」

「ファイナルサードでのプレーについては、少し慎重だったと感じている。デビューを飾った選手が4人もいるのだから無理もないだろう。プレー方法も変えたので、選手たちは非常に多くの情報を吸収している途中だ。フロントサードで自由ではなかったが、我々はそれを求めているし、いずれそうなっていくだろう。最終的には引き分けに終わったが、我々は勝利を目指しているチームのように見えた」

 新監督を迎え、絶対的エースだったイングランド代表FWハリー・ケインがバイエルンへ移籍するなど、正に“激動の夏”を過ごしているトッテナム。現地時間19日に行われる次節では、ホームにマンチェスター・ユナイテッドを迎える。

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