【実験】エアコン冷房の設定温度を30℃にしてみたら

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2023年08月18日 14:21  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
毎日暑い日が続きますね。エアコン冷房を上手に使いながら過ごしたいものです。エアコンの設定温度は、室温が28℃になるように設定することが推奨されていますが、昨年の夏からエアコンの設定温度を30℃設定にして過ごしています。もちろん、推奨するわけではありませんのでご自身が快適だと感じる設定で無理なく過ごしていただくことが大前提ですので、あくまでも私の体験談として読んでいただけますと幸いです。


30℃設定にするとこうなる!



私のデスク周りにある時計は、湿度と温度が表示されるものです。


この表示を見ると、部屋の温度は29.7℃、湿度は71%と数字だけ見ると暑そうです。この時の室外温度は35℃くらいでした。ちなみに冷房1台でリビング、キッチン、寝室2部屋などをまるっと冷やしています。つまり、冷房運転30℃に設定すると、ほぼ30℃になるように自動運転してくれているということですね。指示通りに機能してくれる有能なエアコンということがわかります。

我が家の状況



みんながみな30℃設定にできるわけではありません。ある程度の環境条件が重要になってきます。現在の住まいは、方角が南向きのマンション10階です。ベランダがあるためベランダ部分が日陰になっています。東側に小窓はありますが、西側は隣の住居があるため、西日は当たりません。南向きは暑いと思われるかも知れませんが、太陽が高い位置にあるためマンションかつベランダある部屋なので、直射日光が部屋に入ることはありません。



中学生の息子(部活は非運動部で瘦せ型)と二人暮らしですが、息子から冷房の設定温度を下げてと言われたことはなく、出かけるときにはエアコンのスイッチを切ってから外出してくれるしっかり者です。我が家に暑がりさんがいないのも、大きなポイントだと思います。

30℃設定にする前にやったこと



冷房使用前にやったことは、フィルターの掃除です。うっすらとほこりがついていますが、しっかりと取り除くことで効率が上がりますので、ここはしっかりとお掃除します。


続いては、室外機の上に直射日光が当たらないようにカバーをかけます。これは我が家では恐らく気休め程度の効果だと思われます。室外機のまわりには物を置かないように再点検。


30℃設定でも快適に過ごす方法その1「扇風機」



30℃設定って付ける意味あるの? と思われるのですが、もちろんあります。体感的には弱冷房除湿レベルの効果が出ていると思います。冷房運転ですので、冷たい風も出ていますし、ほどほどに除湿もされています。しかしただ30℃設定のままだと正直暑いと感じます。



それを快適にしてくれるアイテムがDCモーターの扇風機です。


これを独り占めしながらデスクワークをしています。DCモーターの扇風機は風がやわらかく、最弱レベルでも涼しさを感じます。入浴後や家事の後は風を強くしますが、通常は最弱運転です。



使用している扇風機の公式HPによると、最弱運転で1.5W、最大で20Wですので、1日12時間使用した場合、約0.6〜7.4円になります(31円/1kWhで計算)。我が家の場合、1日使っても扇風機の電気代は1円にも満たない金額と言えます。DCモーター搭載の扇風機は値が張りますが、省エネかつ、風がやわらかく、音も静かですので、おすすめできる商品と言えます。

30℃設定でも快適に過ごす方法その2「ユニクロ最強コーデ」



当然、Tシャツとパンツといった夏の定番の服装をこの部屋でしていると暑いです。ユニクロのエアリズムのブラタンクトップとリラコの組み合わせがMY最強コーデです。



もちろん、宅配の受け取り時などは上着を羽織っています。髪の毛は、クリップで止めて首回りを涼しく整えます。残念ながら最強コーデを画像にするわけにはいかないので、エアリズムのブラタンクトップとリラコがわからないという方は、お近くのユニクロの店舗か、公式HPでチェックしてみてください。

30℃設定でも快適に過ごす方法その3「遮光カーテン」



窓からの熱が入らないように、カーテンを閉めます。明るさが欲しいときは、レースのみ閉めますが、このレースのカーテンも、遮熱効果があるものを使用しています。カーテンをするだけでも、冷房の効きが変わりますので、30℃設定の我が家にはマストアイテムなのです。

30℃設定でも快適に過ごす方法その4「水筒」



そして、熱中症リスクを軽減するために、手元には親子それぞれの水筒に煮出して冷やした麦茶を入れて、それをこまめに飲んでいます。やはり、手元に水筒があるだけでも飲料を飲む回数が増えるので、おすすめです。


30℃設定にしてよかったこと5つ


耐えられないほどの設定温度ではないということが分かった

家事をすると適度に汗をかくから健康的

外気温との差が少ないので、外出時の気温差の絶望感がやわらぐ

ある程度つけっぱなしにしていても心と財布が痛みにくい

夜、冷房を切っても平気になってきた


補足をしますと、夜窓を開けると部屋の方が外よりも暑く感じることがあるため、外の湿気と風を感じながら、湿気が少なく、風があるときはエアコンを消して、窓を開けて過ごしています。



ギリギリ30℃設定生活をしていると、体で感じる湿度にも敏感になってきているように思えます。



デメリットではないのですが、あまりにも30℃設定に慣れ過ぎてしまったため、外出時電車の車内や、スーパーなどの冷房が寒く感じるようになり、すぐに外へ出たくなってしまう点です。



7月分の電気代の請求がまだ来ていないので、いくらくらいになるのかはまだわかりませんが、7月分(6月3日〜7月2日)は170kWh、4,815円でした。8月分の請求がドキドキですが、8千円台に収まったらいいなと思っています。



しつこいようですが、30℃設定を推奨しているわけではありません。あくまでもご自身で設定温度など状況を判断しつつ、また節電を心掛けながら、快適な設定温度で無理なくお過ごしください。なぜ30℃設定にしたのかと言えば、好奇心かつ電気代が安くなったらいいなという純粋な動機です。あまり役に立たない情報ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。



丸山晴美 外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している この著者の記事一覧はこちら(丸山晴美)

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  • 移住前の都内の部屋は29〜30℃で冷房してたな。その代わり午前中から必要だった。移住後は28℃で使ってるけど、西日で部屋が温められる午後〜夕方になるまで使う必要なし。
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