＜21回戦・マツダスタジアム＞
広島は効果的な一発攻勢で巨人に連勝。貯金は再び10となり、首位・阪神とのゲーム差を保った。
広島打線は初回、巨人の先発左腕・メンデスの立ち上がりを攻め、4番・西川の中犠飛で先制。さらに二死一塁で5番・デビッドソンが、14号2ランをバックスクリーンへ叩き込み3−0とリードを広げた。2回は先頭の8番・末包が4号ソロを左翼席へ運び4点目。1点差に詰め寄られたあとの5回は、7番・堂林が7号3ランを右中間席へ運び7−3と再び巨人を突き放した。
先発の玉村は6回途中9安打5失点ながら、打線の援護に恵まれ今季3勝目。2点リードの7回からはアンダーソン、中��、栗林が1イニングずつゼロを刻み、栗林は2戦連続となる11セーブ目（2勝7敗）をマークした。
試合後はデビッドソン、末包、堂林と右の長距離砲3選手がお立ち台へ。豪快なバックスクリーン弾で8月だけで5本塁打目となったデビッドソンは「シーズン序盤はなかなかチームに貢献できなかったが、苦しい前半戦を経て調子が良くなってきた。これからもチームの勝利にために頑張りたい」と自身の状態について語った。
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